学習障害
(LD)

発達障害の主な障害とされている「学習障害(LD)」についてご紹介いたします。

学習障害(LD)とは

全般的な知的発達に遅れはありませんが、特定の能力の使用と獲得に困難があり、そのために学習に支障が出ます。

学習障害(LD)の特徴

聞くことに困難があるとき
複数の指示、集団の中での指示が理解しにくいです。
ワーキングメモリーの発達の遅れと関連しています。
読むことに困難があるとき
似た文字の識別が困難で、行や文字を飛ばして読んだり、繰り返して読んだりします。 文章の内容を理解できないこともあります。
書くことに困難があるとき
文字が左右上下反転する「鏡文字」を書くことがあり、見たものを書き写すことが苦手です。
空間認知の能力と関連があります。
計算することに困難があるとき
繰り上がりの計算が苦手です。
ワーキングメモリーの発達の遅れと関連があります。
話すことに困難があるとき
事柄や順序を整理して話すことが苦手で、「いつ」「どこで」「だれが」などを抜かして話すことがしばしばあります。 会話が一方的で、話題がとびやすい面が見られます。
推論することに困難があるとき
因果関係の理解や、相手の立場に立つことが苦手です。 目的に沿って計画を立てることができず、やらなければならないことが進まず、困ってしまいます。

発達障害の子どもに
合った習い事

発達障害の子どもは、一見障害があるように見えないという特徴のため、脳の中枢神経系の障害であることが知られるようになった今でも、障害特性による問題行動や、苦手なことを、しつけや本人の性格によるものだと取られることが多くあります。

そのため自己肯定感が育ちにくく、自分はありのままで価値があるのだと感じることが難しくなってしまいます。

大切なのは、子どもの行動を認めて、ほめて、自己肯定感を育てることです。

習い事を通じて、できたらほめられるけどできないと否定される、という経験をすると、たとえできることが増えたとしてもマイナスになる可能性もあります。

常にできていることを認め、子どもの興味や意欲を生かすことが大切です。

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