コラム

2023.07.26
コペルメソッド

子どもが最も発達する近道とは?

今回はまず、実際にコペルプラスに通っている方に取ったアンケートの結果をご紹介します。
2021年に実施した30周年アンケートでは、計596名の方にご回答いただけました。
その中で、「コペルプラスの療育レッスンについてここがいいと思うところ」という項目では、480名の方が「子どもが楽しんで取り組めている」を選択しました。


瞳が輝くショーのようなレッスンで楽しく能力を伸ばすことは、コペルプラスの最大の特徴でもあります。
それは、楽しんで取り組んだ方が成果が出やすいという脳の特徴を利用しているためです。

感性脳の扁桃体が「おもしろそうだ」と判断すると「学べ」スイッチが入り、知識や技術の習得効率が高くなるという研究結果があります。
人生で成功していると言われる人たちは、この扁桃体をよく働かせていると言われています。
脳の中で、知性や思考を司る前頭前野以上に、感情や感性の脳である扁桃体をよく発達させているのです。

扁桃体に直接働きかける方法の一つが、「ほめる」ということです。
これもコペルプラスで大切にしていることの一つです。
子どもにとって身近な大人からほめられるということは、何よりのご褒美をもらうことで、いろいろなことを吸収したり学んだりする力も高まっていきます。

ほめ方も非常に大切です。
できたこと自体よりも、子どもの思いをほめるようにします。
例えば、パズルができたときに「できた!すごいね!」とほめるのではなく、パズルをやろうとした思いを取り上げて、「よく完成させようと思ったね!」「最後まであきらめずにがんばったね!」というようなほめ方です。
行動や成果ではなく、その行動の源泉になっている子どもの思いや行動のプロセスをほめることで、結果にこだわらず、常に好奇心をもって取り組める子どもに育っていきます。

楽しんで取り組むこと、がんばろうとした思いをほめられることは、子どもが最も発達する近道なのです。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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