コラム

2023.07.27
幼児期の発達

キレない子どもに育てる秘訣

子どもが感情をコントロールできない、思い通りにならないと癇癪を起してしまう、などのお困りごとは、多くの保護者様が経験したことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、脳科学の観点から、キレない子どもに育てるためにできることをご紹介します。

一つは、脳の神経細胞と回路の発達を促すことです。
脳は遺伝子に左右されるだけではなく、環境によっても大いに発達すると言われています。
特に、五感を使って発達していく力が大きいため、五感を使ったコミュニケーションを繰り返していくことで、発達を促すことができます。
例えば、視覚を刺激するいないいないばあや紙芝居、音楽を使ったリズム遊び、泥んこ遊びや粘土遊びのような感覚を刺激する遊びなどです。
五感を使いながら話す時は、脳のいろいろなところが働いているので、それだけ脳細胞が連合しやすくなります。

もう一つは、親や周りの大人が笑顔でいることです。
脳の中でも感情を司っている扁桃体という部分は、幼児期に身近な人の笑顔・愛情表現を与えることで成長が促されることがわかっています。
自分を育ててくれる親を「好き」になり、その大好きな親が笑顔で自分を見ているという経験は、お互いに「好き」という気持ちを共感することです。
この体験が他人との信頼関係を築いていく原点となるのです。

親子でプラスな感情の共有を重ねていくことで、自分の感情をコントロールできる子に育てていくことができます。
「お庭に花が咲いたね」「お星さまがきれいだね」など、日々の暮らしのふとした瞬間に目を止め、それらを親子で共有し、会話を重ねていきましょう。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

無料体験レッスン お問い合わせ / 資料請求