2023.07.28
幼児期の発達
遊ぶことは学ぶこと
脳の前頭前野は、「知性を司る領域」「体を司る領域」「感情を司る領域」の3つの領域に分かれています。
そのうち、知性を司る領域は、体や感情を司る領域とうまく連携できて初めて、十分な発達をとげるのだそうです。
つまり、知性を身につけたいのなら、体と感情を同時に使って遊ぶことが先決ということになります。
外でたくさん体を動かしながら、友達と泣いたり笑ったりして遊ぶことは、子どもの脳が健やかに発達するために大切なことだったのです。
もう少し詳しく、遊びから得られる3つの効果をご紹介します。
1.多くの刺激から五感が発達する
五感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)が発達すると、洞察力、集中力、空間認知力などさまざまな非認知能力も上がることが分かっています。特に自然の中で遊ぶことは、感覚刺激が豊富なためおすすめです。
2.生きる力を伸ばす好奇心と探究心を育む
何もない中から自ら考えて遊びを作ったり、自然にあるものを使って遊ぶことで創造力が養われます。また、思いがけない発見や感動があることで、脳の神経伝達物質であるドーパミンが分泌し、「もっと知りたい!」「もっとやりたい!」という好奇心や探究心が湧きあがり、積極的に物事を学ぶようになるのです。
3.社会性が身につく
友達との遊びの中で楽しくコミュニケーションを取る、協力し合いながらやり遂げる、より楽しくするために知恵を出し合うなど、自然と社会性を身につけることができます。このように、自然の中で友達と思いっきり遊ぶことは、子どもにとって一番の学びなのです。
脳の発達を促すと共にさまざまな能力を引き出し、その後の豊かな人生を創ることにもつながると考えられます。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
