コラム

2023.07.31
発達障害について

感覚過敏とは? - 発達障害との関連性について

「感覚過敏」とは、一般的な人々が通常感じるよりも、感覚が非常に敏感に反応してしまう状態を指す言葉です。
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感だけではなく、無意識に使っている固有感覚、平衡感覚などでも生じます。

個人によってその範囲や程度は異なりますが、たいていの人なら無視できるような刺激を無視できなかったり、過敏に反応したりすることで、日常生活や園・学校生活で困難が生じることが多くなります。

【原因】

感覚過敏の原因は明確に分かっておらず、複数の原因が考えられる場合もありますが、一つの要因として発達障害による影響が挙げられます。
脳機能に偏りのある発達障害の子どもは、感覚に関する困難を抱えている場合が多いと言われています。
ただし、感覚過敏があるからと言って、発達障害であるとは限りません。単独で現れることもあります。

てんかんや片頭痛により脳の神経細胞が過敏になり、感覚過敏の状態を引き起こす場合や、目、耳、鼻などの損傷によって感覚過敏の状態が引き起こされる可能性も考えられます。
ほかにも、ストレスや不安は多くの感覚過敏の状態と関連すると言われています。

【困難】

感覚過敏のある子は、日常生活においてさまざまな困難を抱えがちです。
園や学校での集中力の低下、活動の制限、ストレスや不安の増加などが挙げられます。
ですが、周囲が理解を深め適切なサポートを提供することで、感覚過敏によるストレスを減らし、豊かな生活を送ることは十分に可能です。

【対応方法】

まず、過敏になっている感覚への過度な刺激を避けるための環境づくりを考えましょう。
リラックスできる時間を持つことも重要です。
困難に直面した際の心理的なサポートや心理療法の提供、自分のニーズを上手に伝えられるようにするためのコミュニケーションスキルをつけることも取り入れていきましょう。

コペルプラスでは、専門知識を活かして、感覚過敏のある子に対しても困難を軽減できるようサポートをおこなっています。
今後も一人ひとりのニーズに合わせたアプローチを考え、その子のペースでその子らしい成長を遂げられるよう支援してまいります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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