コラム

2024.05.22
幼児期の発達

もしかして仮病? 子どもが頻繁に仮病を使う時の対処法

子どもが学校や園生活、特定の活動などを避けるために仮病を使うことは、親にとって心配の種です。
仮病は単に「行きたくない」という感情の表れかもしれませんが、時には深刻な問題の兆候であることもあります。
今回は、子どもが仮病を使う理由とその対処法について詳しく掘り下げていきます。

【仮病を使う背景】

子どもが仮病を使う背後には、さまざまな心理的、環境的要因が存在することが多いです。
以下に、その例をいくつか挙げます。

・学校や園でのストレス
学業のプレッシャー、友人関係の問題、集団生活になじめないなど、学校や園でのストレスが原因で仮病を使うことがあります。

・家庭内の問題
家庭内不和が、子どもにとっての逃避行動として仮病を引き起こすことがあります。

・注意を引きたい
親の注意を引くため、または特定の要求を満たすために仮病を使う場合もあります。

・過密スケジュール
宿題、スポーツ、習い事など、スケジュールが過密で休息が必要な場合に仮病を使うこともあります。

【対処法】

仮病を使う子どもに対する効果的な対応方法は、その行動の背後にある原因を理解することから始まります。

①対話を促す
子どもとのオープンな対話を持ち、何について心配しているのか、何が不安なのかを穏やかに尋ねます。
子どもが自分の感情や問題を話しやすい環境を日ごろから作っておくことが重要です。

②医師の診察
症状が頻繁に訴えられる場合は、実際に医師による健康診断を受けさせることが必要です。
これにより、実際の健康問題を見逃すことなく、安心感を与えることができます。

③学校や園との連携
先生やカウンセラーと連携し、子どもが学校や園で直面している問題について情報を得ます。
サポート体制を確認し、必要に応じて介入を依頼しましょう。

④家庭環境の見直し
家庭内のストレスを軽減するために、親自身の発言や家庭のルーティンを見直し、より穏やかで支援的な環境を目指します。

⑤ライフスタイルの調整
子どもの日常生活が過密すぎる場合、活動の優先順位を見直し、十分な休息やフリータイムを確保します。

まとめ

子どもが仮病を使うことは、直面している問題を示すサインであることがよくあります。
単なる嘘や問題行動と見るのではなく、子どもが何に困っているのかを理解し、適切なサポートができると良いですね。
周りの大人が共感と理解を持って接することで、子どもは自分の問題を正直に伝え、解決への道を見つけることができるようになります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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