コラム

2023.05.05
発達障害について

発達障害に気づくきっかけは?

一番多いパターンは、親が子どもの発達に違和感を感じて、周りに相談したりインターネットなどで検索して気づくパターンです。
子育て中に感じる、ちょっとした違和感や育てにくさ、同年代のほかの子どもと異なる発達が気づきのきっかけとなります。
また、祖父母などが孫の相手をする中で、自身の子育て経験との違いから気づきのきっかけを与えてくれることもあるようです。
ほかにも、自治体のおこなう1歳半健診や3歳児健診で指摘されるパターンもあります。

どのようなサインがあるのかは、以下を参考にしてみてください。

〈自閉スペクトラム(ASD)〉
・視線が合わない ・指差しをしない ・言葉の遅れ ・後追いしない ・こだわりが強い ・感覚過敏または感覚鈍麻

〈注意欠陥多動性障害(ADHD)〉
・落ち着きがない ・忘れ物や不注意が多い ・順番が待てない ・感情や行動のコントロールができない ・課題などへの集中が続かない

〈学習障害(LD)〉
・読み間違いや読むスピードが遅い ・文字の形を正確に書けない ・数の理解が困難 ・推論ができない

当てはまったからといって、必ずしも発達に偏りがあるわけではありません。
お子様の発達について気になることがあったら、相談しやすいと感じるところに早めに相談してみることをおすすめします。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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