コラム

2023.07.03
発達障害について

早期療育の効果は? 診断がなくても受けられる?

「早期療育」とは、発達が気になる子どもに、早い段階で専門的な支援や教育をおこなうことを言います。
発達の遅れや発達障害が疑われる子どもにとって、早期療育を受けることはメリットがいっぱいです。
子どもの潜在的な能力を引き出し、将来の学習や社会生活における困難を最小限に抑えることができるからです。

多くの保護者様は「診断がないと早期療育を受けることはできないのでは?」と思われるかもしれませんが、発達支援施設のサービス利用許可証である「通所受給者証」を取得すれば、診断がなくても早期療育を受けることは可能です。
診断には時間がかかることが多いので、診断を待つ間も療育を受ける方が、子どもの発達にとって有益です。

特に発達の初期段階では、子どもの脳は非常に柔軟なため、適切な刺激やサポートによって大きな効果が期待できます。
また、早期療育を受けることで、親自身が子どもの特性を理解し、家庭でのサポート方法についても学ぶことができます。

診断の有無に関わらず、子どもの発達に関する疑問や懸念がある場合は、早期療育の可能性を探るといいと思います。

現在では、早期に療育を始めることが大切と広く認識されるようになり、0歳、1歳からコペルプラスに来てくださるお子様も増えています。


一人ひとりの発達段階にあった課題を楽しみながらおこなうことで、成功体験を積み重ね、自信に繋げていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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