コラム

2023.09.21

療育を受けたけど健常児だった…その後はどうなる?

多くの保護者様が、子どもの成長や発達について心配を抱える中、発達障害や言葉の遅れといった疑いが出た際、療育のサポートを求めることは一般的になってきました。
しかし、療育の過程で「発達に問題はない」との診断を受けた場合、その後の対応や心持ちに迷われることも少なくありません。
そこで今回では、そのような状況になった場合の対応や考え方について考えてみましょう。

【療育の意義】

まず重要なのは、療育は一定の疾患や状態を改善するためだけのものではないということです。
療育の中で子どもたちは、社会性やコミュニケーション能力、基本的な生活習慣など、多岐にわたるスキルを獲得することができます。
この経験は、発達に凸凹のない子どもであろうと役立つものです。
得られるものはあっても、損をすることはないと言えます。

【保護者様の捉え方】

次に、保護者様の心境の変化について考えましょう。
本当に特性はなかったのだろうかという安堵や不安と共に、療育を受ける必要があったのかという疑問の感情も湧き上がるかもしれません。
しかし、子どものために早期に行動を起こしたことは、間違いではありません。
子どものために最善を尽くす行動を取ったことが既に大きな親の愛ですし、お子様にとっても得られた成果や学びは大きいはずです。
親としての判断や選択を後悔することなく、これからの成長を楽しみにしていきましょう。

【今後の対応について】

今後の対応についてですが、発達の遅れはないとが確認されたからといって、これまでの取り組みや学びを無駄にする必要はありません。
療育で培ったスキルや経験は、日常生活や学校生活での大きな武器となり得ます。
特に社会性やコミュニケーションスキルは、今後の人間関係の形成にも役立つことでしょう。

もし療育の継続が不要であると判断された場合、施設との関係はどうなるのでしょうか。
「通所受給者証」の更新がされなかった場合、定期的な通所は終了します。
しかし、必要に応じての相談やフォローアップのための訪問は可能です。

そして、療育を受けていた場所とは異なる新しい環境として、今後の学びや活動の場を検討してもいいかもしれません。
例えば、習い事やスポーツクラブ、地域の子ども会など、さまざまな場所での経験を増やすことが考えられます。

最後に、療育を卒業することは、お子様の発達や成長の一環と捉えることが大切です。
これまでの経験や学びを活かし、お子様の未来を明るくするためのサポートを続けていきましょう。
コペルプラスの卒業生も、時々教室に顔を見せに来てくれることがあり、指導員一同大変嬉しく感じています。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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