コラム

2023.11.26
発達障害について

ヘルプマークは身に着けた方がいい?迷っている方へ

「ヘルプマーク」は、見た目には病気や障害がわかりにくい方々が、必要なときに周囲から適切なサポートを受けやすくするためのマークです。
お子様に発達障害のある方の中には、これを身につけるべきか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、ヘルプマークについて、その意義と身に着けることのメリットやデメリットを考えてみましょう。

【ヘルプマークとは】

まず、ヘルプマークの意義についておさらいです。
ヘルプマークは、妊婦や高齢者、障害がある人など、外見からはその必要性がわかりにくい方々が、公共の場で必要なサポートを受けやすくするために作られたシンボルです。
このマークを身に着けることで、周囲の人に自分の状況を知ってもらい、必要に応じた配慮を受けやすくなります。
詳しくはこちらのコラムもご参照ください。

【メリット】

次に、ヘルプマークを身に着けるメリットを考えてみましょう。

①周囲の理解が得られやすい
ヘルプマークを身に着けることで、お子様の状態を周囲に知らせ、理解や配慮を得やすくなります。

②必要なサポートを受けやすくなる
誰かの手助けが必要な時、ヘルプマークがそのサインとなり、周りが支援しやすくなります。

③自分自身の安心につながる
お子様が自分の状態を伝えることが難しい場合、ヘルプマークがその役割を果たすため、安心感につながります。

【デメリット】

では、ヘルプマークを身に着けることのデメリットは何でしょうか。

①プライバシーへの配慮
お子様の状況を他人に知られることに抵抗を感じる人もいるかと思います。
ヘルプマークを身に着けることで、プライベートな情報が知られてしまうと感じるかもしれません。

②誤解を招くリスク
ヘルプマークが正しく理解されない場合、誤解を招くことがあります。
例えば、周囲が過剰に反応したり、不要な介助をされたりする可能性も考えられます。

最終的に、ヘルプマークを身に着けるかどうかの判断は、個人の状況や心地よさによるところが大きいです。
必要なサポートを受けやすくなる一方で、プライバシーに関する懸念もあります。

【判断ポイント】

重要なのは、自分自身やご家族がどの程度のサポートを必要としているか、また、それを周囲にどのように伝えたいかをよく検討することです。
具体的には、以下の点を考慮して判断すると良いかと思います。

・お子様の状態を周囲に知ってもらいたいかどうか
・サポートを受けることが日常生活においてどれだけ重要か
・プライバシーの問題や周囲の反応をどう捉えるか

自分自身やお子様のニーズに最も適した選択をするために、十分な検討をおこない、最終的な判断をしていきましょう。
何よりも大切なのは、保護者様とお子様の快適さと安心感を確保することです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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