コラム

2023.11.25

発達が気になる子の幼稚園・保育園選びのポイント

お子様の入園を控え、特に発達が気になる子の保護者様は、幼稚園や保育園選びで何を重視したらいいのか、迷われることもあるのではないでしょうか。
発達に特性がある子どもたちにとって、その子に合った環境を選ぶことは、学びや成長の大きな支えとなります。
そこで今回は、発達が気になるお子様の幼稚園・保育園選びで考慮すべきポイントをご紹介します。

1. 個々のニーズに対応できるか
まず確認すべきは、園が子どもの個別のニーズに応じた対応をしてくれるかどうかです。
発達に特性がある子どもたちは、感覚の問題、社会的コミュニケーションの困難、行動の特徴など、さまざまな面でサポートが必要です。
例えば、静かな休息スペースがあるか、苦手なことへの個別対応が可能か、といった点が挙げられます。
園がこれらのニーズにどのように応えているかを確認しましょう。

2. 教職員の理解と経験
教職員の発達特性に対する理解度や経験も重要なポイントです。
園見学や説明会の際に、具体的な疑問や心配事を相談してみると良いかと思います。
例えば、言葉やコミュニケーションに課題を持つ子どもたちにとって、適切なコミュニケーションのサポートがされているかどうかは、重要な判断基準になります。
教職員が子どもたちのコミュニケーション方法を理解し、それに応じた支援をおこなってもらえるかを確認しましょう。

3. コミュニケーションの取りやすさ
保護者様と園とのコミュニケーションがスムーズにおこなえるかも、見逃せないポイントです。
日々の様子や困ったことなど、気軽に話し合える関係性があるかをチェックしましょう。
在園児や卒園児の保護者様に聞いてみるのもおすすめです。

4. クラスの規模と構成
クラスの規模や教職員と子どもの比率も考慮する必要があります。
小規模でアットホームな環境か、それとも多くの子どもがいる活発な環境か、お子様が適応しやすい環境を選びましょう。

5. 教育プログラムと活動
園の教育方針やカリキュラムも重要です。
子どものペースに合わせた活動ができるか、興味や強みを伸ばす機会があるかなど、子どもの発達段階に応じた教育がおこなわれているかを確認しましょう。
社会性やコミュニケーション能力を育むためのプログラムもあると尚良いですね。

6. 施設や設備、家からの距離など
園の施設や設備は、子どもの安全と快適さに直結します。
特に感覚過敏のあるお子様の場合、騒音や光の状態など、環境面での配慮がされているかも大切なポイントです。
また、通園に便利な場所にあるか、緊急時などに親が迅速に対応できる距離にあるかも考えましょう。
園の雰囲気は明るく温かいか、子どもたちがリラックスしているかなど、実際に園を訪れて感じることも大切です。

幼稚園や保育園は、子どもたちが社会性を育み、多くのことを学ぶ場所です。
発達が気になる子どもたちにとっては、特にその子に合った環境選びが重要になります。
何よりも重視していただきたいのは、他の子どもたちと比較したり、「こうあるべき」という固定観念を強要しない園を選ぶことです。

保護者様がお子様の特性を理解し、最適な環境を見つけるために、上記のポイントを参考にしていただければ幸いです。
子どもたちがそれぞれのペースで成長し、輝ける場所を見つける手助けとなることを願っています。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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