こだわりが強い子の気持ちの切り替え方法
子どもたちの中には、特定の物事に非常に強いこだわりを見せる子がいます。
特に発達障害のある子どもたちに見られる特徴の一つですが、実は多くの子どもが何らかのかたちで経験することです。
こだわりが強いと、新しい状況への適応や気持ちの切り替えが難しくなることがあり、対応に困ってしまう保護者様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、こだわりの強い子どもたちが、気持ちを切り替えやすくなる方法について考えてみましょう。
まず、子どもがなぜ強くこだわるのかを理解することが大切です。
こだわりは安心感を求める行動であり、不安やストレスを感じると強まることが多いです。
そのため、子どもが安心して過ごせる環境を作ることが、こだわりから離れる第一歩です。
安全で予測可能な環境は、子どもがリラックスし、柔軟な思考に移りやすくなります。
こだわりを単なる「わがまま」と捉えるのではなく、子どもが何を求めているのか、どのような感情を持っているのかに注目してみましょう。
続いて、気持ちの切り替えをサポートする方法をご紹介します。
1. 活動の切り替えを予告する
例えば、「あと5分でお片付けの時間だよ」と伝えることで、子どもは次の活動への心の準備をすることができます。
2. ルーティンを作る
日常生活にルーティンを作ることで、子どもは次に何が起こるかを予測しやすくなります。
3. 選択肢を提供する
いくつかの選択肢を用意することで、子どもが自分で次の活動を選べるようにします。
4. 興味を引く活動を用意する
子どもの興味を引くような新しい活動を用意することで、こだわりの対象から自然と注意をそらします。
5. 感情を受け止める
変化に対する不安や怒りを理解し、子どもの感情を否定せずに、受け止めてあげることが重要です。
6. 一緒に参加する
次の活動に一緒に参加することで、子どもは新しいことに取り組む際の安心感を得られます。
7. ポジティブなフィードバックを与える
活動の切り替えがうまくいったときは、たくさんほめてあげましょう。
次回からも自信を持って次の活動に移ることができるようになってきます。
こだわりの強い子どもたちをサポートするには、まずはそのこだわりを理解し、安心できる環境を提供することが重要です。
気持ちの切り替えは簡単なことではありませんが、理解ある大人がその子に合ったサポートをすることで、子どもたちは徐々に柔軟な思考や行動を身につけることができます。
一人ひとりのペースを尊重しつつ、ポジティブな環境とサポートで、子どもたちの成長の手助けをしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
