コラム

2023.11.29

就学前健診の重要ポイント - 何をチェックされる?

子どもが小学校に入学する前に受ける「就学前健診」は、子どもの健康状態や発達段階を把握し、必要なサポートを決定するための重要なステップです。
この健診では、一般的な身体検査の他に、子どもの成長や発達に関連するさまざまな側面がチェックされます。
今回は、就学前健診でどのようなことが診られるのか、その目的と流れについてもご紹介します。

【就学前健診の目的】

就学前健診の主な目的は、子どもの身体的、認知的、言語的、そして社会的・感情的な発達状況を評価することです。
これにより、学校生活を始める前に、子どもが特別なサポートを必要としているかどうかを把握することができます。

【健診の流れ】

就学前の秋頃になると、お住いの市区町村から就学前健診の案内が郵送で届きます。
通うことになる小学校でおこなわれる場合が多いですが、地域の保健センター等でおこなわれる場合もあります。
健診は、医師、保健師、教育者などによって実施され、各種検査やアセスメントを通じて子どもの発達状況が評価されます。

【健診でチェックされる主な項目】

①身体的健康
視力、聴力、眼科、歯科、内科など、基本的な身体機能を診ていきます。
これらの検査により、学習に必要な基本的な感覚機能に問題がないかを確認します。

②運動能力
歩行や走行、ジャンプなどの基本的な運動能力や、手先の器用さを評価されます。
これにより、体育の授業や日常生活での身体活動に支障がないかを確認します。

③言語能力
言葉の理解力や発話能力、コミュニケーションスキルを確認し、言語発達に遅れがないかを確認します。

④認知能力
基本的な数や文字への理解、記憶力、問題解決能力などがチェックされることもあります。

⑤社会的・感情的発達
親と離れた際の情緒の安定性、他者との関わり方、社会的なふるまいなどが見られる場合もあります。
ほかにも、集団行動ができるか、感情を適切に表現できるかなどが観察されます。

【保護者様の役割】

就学前健診において、保護者様は、子どもの成長に関する情報を提供する重要な役割を担います。
普段の子どもの行動や発達に関する様子を共有することで、より正確な評価が可能になります。

就学前健診は、子どもの健康と発達を総合的に評価する大切な機会です。
この機会を通じてお子様の発達をさらに深く理解し、学校生活がスムーズにスタートできるようサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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