コラム

2023.12.27
発達障害について

発達障害への理解がイマイチ…実家への帰省で気を付けたいこと

発達障害のある子どもを持つ保護者様にとって、実家への帰省は楽しみである一方で、さまざまな不安も伴います。
特に、ご家族の発達障害に対する理解が十分でない場合、予期せぬ困難や誤解が生じることがあります。
そこで今回は、発達障害の子を持つ保護者様が実家へ帰省する際に気を付けたいことについて考えてみましょう。

1. 事前の情報共有

帰省前にご家族とコミュニケーションを取り、お子様の特性や必要なサポートについて共有することが重要です。
発達障害についての基本的な情報や、お子様が快適に過ごすための具体的なポイントを伝えておきましょう。

2. 理解促進のための資料

発達障害に関する簡単なパンフレットやウェブサイトのリンクを用意し、事前に共有しておくこともおすすめです。
ご家族が発達障害についての基本的な理解を深めるきっかけとなるかもしれません。

3. ルーティンの維持

発達障害のある子どもは、日常のルーティンが変わるとストレスを感じることがあります。
可能な限り、いつもの生活リズムや習慣を維持し、環境の変化を最小限に抑えることが理想です。

4. 安心できる空間の確保

お子様がストレスを感じた時に避難できる場所があると安心です。
あらかじめ使用してもいい部屋を確認し、お気に入りのおもちゃや集中できるパズルなどを用意しておくと良いかと思います。

5. コミュニケーションの工夫

発達障害のある子どもは、コミュニケーションに特有の困難を抱えていることがあります。
ご家族には、お子様のコミュニケーションスタイルを伝えておき、無理に会話を強要しないようにしてもらいましょう。

6. 予期せぬ反応への対応

ご家族や親戚が発達障害について完全に理解していない場合、予期せぬ反応やコメントがあるかもしれません。
そうした状況に対しては、穏やかに、しかし毅然とした態度で対応しましょう。
発達障害というフィルターを外して、お子様自身を見てほしいと伝えてみるのも一つの手です。

7. 楽しめるアクティビティの用意

ご家族や親戚と一緒に簡単なアクティビティやゲームをおこなうこともおすすめです。
カルタや福笑いなど昔ながらの遊びはいかがでしょうか。
ご家族がお子様との絆を深める良い機会になるかもしれません。

8. 自己ケアの重要性

帰省中は、保護者様自身のストレスも増加しがちです。
自分自身のケアを忘れずに、必要に応じて休息を取る時間を設けましょう。

発達障害のあるお子様を連れての帰省は、ご家族にとって貴重な経験ですが、同時に多くの挑戦を伴います。
特に、ご家族の発達障害への理解が今ひとつな場合、すぐさま認識や価値観を変えるのは難しいことです。
ですが、こういった機会を積み重ねていくことで、徐々に関係が深まっていくのだと思います。

事前に気を付けたいポイントを認識し、できる準備をおこなっておくことで、お子様はより快適に、ご家族はよりサポートしやすくなります。
ご家族の理解を深め、お子様が安心して過ごせる環境を整えることが、特別な時を楽しむための鍵となります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

無料体験レッスン お問い合わせ / 資料請求