コラム

2024.01.12

熱性けいれんは予防できる? - 原因や予防策、対処法について

熱性けいれんは、主に6ヶ月から5歳の子どもたちに見られる、高熱を伴うけいれん状態です。
親にとっては非常に心配な症状ですので、その予防と対処方法について正しい知識を持っておくことが大切です。
今回は、熱性けいれんの原因、予兆、予防策、そして緊急時の対処法について解説します。

【熱性けいれんとは】

熱性けいれんは、高熱によって引き起こされる一時的な神経症状で、多くの場合、数分間で自然に止まります。
これは、脳の成熟過程において、一時的に異常な電気活動が生じることによるものと考えられています。

【原因と予兆】

熱性けいれんの主な原因は、急激な体温の上昇です。
多くの場合、感染症が引き金となります。
予兆としては、熱が急に上がり始めた時に子どもが異常なふるえを示すことがあります。
けいれんの直前には、意識が遠のいたり、体が硬直したりすることもあります。

【予防策はある?】

熱性けいれんの予防については、明確な方法は確立されていませんが、以下のような対策が有効とされています。

・熱を早期に管理する
子どもが病気になった場合、熱が急上昇するのを防ぐために、適切な方法で熱を管理します。
例えば冷たい布で拭いたり、必要に応じて解熱剤を使用することなどが挙げられます。

・定期的な健康チェック
通っている園などの感染症情報に気を付け、病気を早期に発見、治療します。

・水分補給を心掛ける
熱があるときは特に、子どもが十分な水分を摂取できるようにします。

【緊急時の対処法】

①落ち着いて行動する
親がパニックになると適切な対応ができなくなります。
けいれんが始まったら、まずは冷静なり、子どもが怪我をしないように安全な場所に寝かせます。

②体の位置を調整する
けいれん中は子どもを横に寝かせ、呼吸がしやすいように気道を確保します。

③時計を見る
けいれんの時間を正確に記録できると良いです。
大抵のけいれんは数分で止まりますが、5分以上続く場合は緊急の医療介入が必要です。

④医療機関への連絡
けいれんが止まった後、子どもを落ち着かせてから、速やかに医療機関に連絡し、指示に従います。

熱性けいれんは多くの場合、深刻な健康問題を引き起こすものではありませんが、保護者様にとって非常に怖い経験になることがあります。
正しい知識を持っておくことで、熱性けいれんが発生したときに冷静かつ迅速に対応し、子どもを守ることができます。

また、予防策や早期の医療介入により、けいれんのリスクを低減させることも可能です。
子どもの体調変化に注意を払い、必要な予防策を講じることが、けいれん発生のリスクを減らす手助けとなります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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