2024.02.12
入学前にチェック! 安心・安全な通学路の確認
保護者様が送り迎えをしていた保育園・幼稚園時代と異なり、小学校へ入学すると多くの子どもが一人で通学するようになります。
この新しいスタートにあたり、親として心配なことの一つに、子どもの通学時の安全性が挙げられるのではないでしょうか。
そこで今回は、入学前に知っておきたい通学路の安全対策について考えてみましょう。
【通学路の安全確認】
まず気をつけたいのが、交通事故です。入学直後の小学一年生は、歩行中の交通事故が全年齢においても一番多く、その多くは登下校中に起きています。
交通事故を防ぐために、子どもと一緒に以下の点について確認しておきましょう。
・危険な箇所
通学路に危険な交差点や歩道のない区域はないか、十分に確認しましょう。
・交通量
通学時間帯の交通量や速度制限を把握し、特に交通が激しいエリアを避けるようにしましょう。
・安全なルート
学校への最短ルートが常に最も安全とは限りません。
安全な歩道、横断歩道、信号機があるルートを選びましょう。
【安全な歩き方の指導】
次に、子どもに安全な通学のための知識と習慣を身に付けさせます。・交通ルールの教育
正しい横断歩道の渡り方、信号の見方、道路を歩く際の注意点を教えましょう。
わかっていても、友達と一緒だとつい横に広がってしまったり、話しながら歩いたりして気が抜けてしまうケースもあります。
どんな時も、安全のためにルールを守るということを、定期的に伝えることが望ましいです。
・周囲への注意
周囲の車や自転車に気を付けるよう指導し、特に交差点では左右をよく見てから渡ることを強調しましょう。
信号が青になっても、車は来ていないか「右・左・右」を必ず確認してから渡ることを習慣化しておくといいですね。
・危険回避のスキル
交通事故だけでなく、事件に巻き込まれないよう気を付ける必要もあります。
下校時に一人になったら警戒モードに切り替えることや、見知らぬ人から声をかけられたときの対応方法を教えておきましょう。
近隣の交番や安全な店、信頼できる近隣住民の場所を子どもに伝えておくことも重要です。
普段から実践的に練習しておくことで、いざという時に危険を回避する手助けとなります。
【通学の練習】
入学前に、子どもと一緒に何度か通学路を歩いてみると良いです。子どもが不安を感じる場所や疑問に思うことを、一緒に確認する良い機会にもなります。
「どこが危険だと思うか」を子どもに聞いてみるのもおすすめです。
親が思う危険と子どもが思う危険は異なることがあるからです。
自分で考えさせる方が、より記憶に残りやすいという利点もあります。
【追加の安全対策】
・反射材や明るい服装視認性を高めるために、反射材が付いたランドセルカバーを付けたり、明るい服装を選びましょう。
・集団登校
可能であれば、近所の子どもたちと一緒にグループで通学できると安心です。
・足早に帰る
一人になった場合は、寄り道せずに足早に歩くことを意識させましょう。
まとめ
子どもの安全な通学のためには、事前の準備と日々の注意が必要です。入学したばかりの4月は気を付けることができていても、2~3ヶ月経つと慣れてきて気が緩むこともあります。
定期的に通学路の安全性について話す機会を設け、子どもに問いかけ考えさせることが、事故を防止し防犯意識を高めることにつながります。
周りの大人が率先して安全対策を講じ、子どもに正しい知識と意識を身に付けさせていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
