2024.02.22
発達障害について
子どもの発達障害について周りにどう伝える? - タイミングと伝えるべき人
子どもが発達障害を持っているという事実は、保護者様にとって多くの思いを伴います。
さらに、この事実を周囲にどのように伝えるかという問題は、多くの保護者様が直面するものです。
情報を共有することは、子どもにとって最適な支援を受ける上で重要な一歩となりますが、同時に、誰に、いつ、どのように伝えるかを決めることは簡単ではありません。
そこで今回は、子どもの発達障害について周囲に伝える際、考慮すべき点について考察します。
【なぜ伝える必要があるのか?】
そもそも、子どもの特性について、周囲に伝える必要はあるのでしょうか?診断を受けた直後など、保護者様がまだ混乱している状態であったり、言いたくないという気持ちが強い場合は、無理に伝える必要はないと思います。
しかし、子どもの発達障害について周囲に伝えることは、子どもが園生活や学校生活で直面するかもしれない困難に対処するための理解と協力を得るために、重要なのも確かです。
子どもが適切な教育的支援や社会的サポートを受けられるようにするためには、やはり「どのような特性を持っているのか」という情報が必要になってきます。
【誰に伝える?】
・家族やごく親しい友人子どもと密接な関係にある人たちは、伝えておくことで支援の第一線となり得ます。
・園や学校の先生
子どもが通う園や学校の先生は、子どものニーズを理解し、適切な対応を取るために情報を必要としています。
・医療や支援サービスの専門家
子どもが利用するかもしれない各種サービスの提供者には、診断内容と子どもの特性を伝えることが有益です。
【いつ伝える?】
①診断を受けた時診断を受けた直後は、子どもとの関係が深い家族や、保護者様の話を親身に聞いてくれる友人に伝えておくとサポートを得やすいかと思います。
②入学・入園・転園時
子どもの教育環境が変わるタイミングでは、新しい先生や支援スタッフに伝えておく必要があります。
③新たな困難やニーズが明らかになった時
子どもの成長に伴い、新しい課題やニーズが出てきた場合も、関係者と情報を共有することが重要です。
【どのように伝える?】
・具体的に子どもの診断名や具体的な困難、子どもが得意とすることや支援が必要な点を具体的に伝えましょう。
・全体的に
子どもの強みや可能性にも焦点を当て、困難だけではなく子どもの全体像を伝えるよう心がけましょう。
・プライバシーに配慮して
子どもや家族のプライバシーを守るため、情報を共有する相手とその範囲を慎重に選びましょう。
まとめ
子どもの発達障害について周囲に伝えることは、時に複雑でデリケートな過程となります。しかし、適切なタイミングで、必要な人に、正確な情報を共有することは、子どもが豊かで充実した生活を送るためのサポート体制を築く上で欠かせません。
子ども一人ひとりの個性とニーズを理解し、それを尊重することが、最も重要なことです。
周囲への伝え方でお悩みの際は、ご家族で抱え込まず、お気軽にコペルプラスにご相談ください。
お子様だけでなく、保護者様にとっても心強いサポーターとなれるよう、スタッフ一同お待ちしております。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
