2024.02.23
コペルメソッド
コペルプラスが保護者様にとっても安心できる居場所であるために
コペルプラスでは、発達に凸凹のあるお子様への療育的な支援に留まらず、そのご家族に対する支援も同様に重要だと考えています。
子どもが何らかの特性を持っているということは、保護者様にとって大きな心理的負担となり得るからです。
今回は、特性のあるお子様への支援と同時に、その保護者様への支援がなぜ重要なのか、そして具体的な支援方法について掘り下げていきます。
【保護者様への支援の重要性】
発達に凸凹のある子どもを持つ保護者様は、子どもの成長と共に多くの挑戦に直面します。これらの挑戦は、時に自身の精神的、感情的なウェルビーイングに影響を及ぼし得るものです。
保護者様自身が健康でポジティブな状態でいることは、お子様への効果的な支援にも直結すると考えられます。
そのため、保護者様が自身の感情を理解し、必要なサポートを受けることができる環境を整えることが不可欠ではないでしょうか。
【心地よい居場所の創造】
お子様にとっての療育の場を、保護者様が安心して悩みを共有できる場にすることは、感じるであろう孤独感やストレスを軽減する効果があると考えられます。また、保護者様同士が経験を話したり情報交換をおこなう機会を設けることで、結果としてお子様へのより良い支援にもつながるはずです。
【具体的な支援方法】
コペルプラスでは、ご家族向けのサポートとして、以下の3つを実施しています。①相談支援
ご家庭や園、学校での困りごと、就学の進路についてなど、個別相談をお受けします。
各教室にある相談室にて、児童発達支援管理責任者と一対一でお話しできますのでご安心ください。
②保護者交流会
保護者の方を対象として、茶話会、ランチ会などの交流会を企画、ご案内します。
保護者様同士で、お子様のお悩みや成長実感を共有することで、保護者様の不安を減らします。
③ペアレントトレーニング
保護者様のみでご参加いただくプログラムで、お子様のコミュトレレッスン中やその前後、平日の午前中などに実施しています。
コペルメソッドに基づき、日常生活の中で起こる困り事について、皆様と一緒に検討していきます。
保護者様からも聞いてみたいことを募集し、どのように対応したら良いか皆様で意見を交換したり、指導員からも助言をおこないます。
まとめ
発達に凸凹のあるお子様とそのご家族への支援は、双方にとって心地よい居場所の創造から始まります。コペルプラスは、情報、経験、感情の共有を通じて、保護者様が直面する困難を軽減し、お子様への持続的な支援を協力しておこなっていければと思っております。
監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。