コラム

2024.03.19
幼児期の発達

もしかしてパパ見知り? 子どもがママしか受け入れない時の心理

子どもの成長過程で、突然ママ以外の人を拒否する人見知りの段階に直面する家庭は少なくありません。
特に、これまでパパとも仲良くしていた子どもが、ある日突然パパの接近を拒むようになることを、通称「パパ見知り」と呼ぶことがあります。
このような状況になると、パパは戸惑い、ときには心を痛めることでしょう。
今回は、子どもがママしか受け入れなくなる心理的背景と、家族が取り得る対応策について解説します。

【ママがいい!のわけ】

生後数ヶ月から数年の間に、子どもは「安全基地」として特定の保護者、多くの場合は母親に強い絆を形成します。
この絆は、子どもが世界を探索する際の安心感の源となります。
子どもがママ以外を拒否するのは、この安全基地から離れることへの不安が原因です。

【パパ見知りの原因は?】

パパ見知りは、子どもの発達上の自然な段階であり、独立性と自我の発達の一環です。
子どもは、自分と他者を区別し始め、信頼できる人とそうでない人を認識する能力が発達していきます。
日常生活の中でママと過ごす時間が多い場合、パパとの接触が限られているため、パパに対する人見知りが生じやすくなります。

【家族が取り得る対応策】

①パパとの質の高い時間
パパが子どもと一緒に遊んだり、日常の世話を積極的におこなうことで、子どもとの絆を深めます。
特に、子どもが好きな活動やスキンシップも取れる楽しいふれあい遊びを通して、ポジティブな関係を築くことがおすすめです。
忙しくなかなかまとまった時間が取れないパパも多いと思いますが、時間の長さよりも質を重視して関わりを増やしてみましょう。

②ママからのサポート
ママから子どもに対して、パパは信頼できる大切な家族の一員であるというメッセージを伝えることが効果的です。
また、ママがパパとの関係を積極的にサポートすることで、子どもは安心感を得られます。

③家族全員での時間を大切に
家族全員が一緒に過ごす時間を増やすことで、子どもは家族全員が安全で愛情ある存在であると感じるようになります。

④焦らず、根気よく
パパ見知りの期間は、一過性のものであることがほとんどです。
焦らず、子どもが自らパパに接近するのを待つことも時には必要です。
強引にならず、子どものペースを尊重しましょう。

まとめ

パパ見知りは、子どもの成長過程で自然に見られる現象です。
この時期を乗り越えるためには、パパの理解と忍耐、そして家族全員の協力が必要です。
子どもの心理を理解し、安心できる家庭環境を提供することで、子どもはやがてパパにも心を開くようになるでしょう。
子どもの成長と共に、さまざまな困難を乗り越え、家族の絆もまた深まっていくはずです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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