コラム

2024.04.03
幼児期の発達

10ヶ月でハイハイしない…気になる要因と見守りのすすめ

赤ちゃんの成長には個人差があり、特定の発達段階を迎える時期は子どもごとに異なります。
一般的に、多くの赤ちゃんが6ヶ月から10ヶ月の間にハイハイを始めますが、10ヶ月になってもハイハイをしない赤ちゃんもたくさんいます。
ですが、我が子がなかなかハイハイしない、立つ方が先だったなど、周囲を比べて不安になってしまうこともあるかもしれません。
そこで今回は、なかなかハイハイをしない赤ちゃんに考えられる要因と、見守りの姿勢について解説します。

【ハイハイしない理由】

・個人差
最も一般的な理由は、単に個人差です。
赤ちゃんにはそれぞれの発達ペースがあり、一部の子どもはハイハイの段階を飛ばして直接歩き始めることもあります。

・発達の遅れ
発達にはさまざまな要因が関係しています。
他の発達段階でも何かしらの遅れが見られる場合は、専門家に相談することを検討しましょう。

・物理的な要因
筋肉が十分に発達していない、または柔軟性が不足している場合、ハイハイに必要な力がまだ備わっていないかもしれません。

・環境的な要因
赤ちゃんがハイハイするための安全で快適なスペースが不足している場合、ハイハイを促す機会が減少します。

・刺激の不足
赤ちゃんが新しい動きを試みるための刺激が不足している場合、ハイハイを始めるのが遅れることがあります。

・健康上の問題
稀に、筋肉の発達に影響を与える健康上の問題が原因でハイハイが遅れることがあります。

【見守りと支援のアプローチ】

①安全な探索スペースの提供
赤ちゃんが安心して動き回れる空間を確保しましょう。
床にマットを敷いたり、家具にコーナーガードを貼るなどして、赤ちゃんが自由に動ける環境を整えます。

②ハイハイを促す遊び
赤ちゃんの注意を引くおもちゃを使って、前に進むことを促します。
おもちゃを少し離れた場所に置いて、赤ちゃんがそれに向かって動くように声を掛けましょう。

③身体的なサポート
赤ちゃんがハイハイの動きを理解できるように、軽く手助けをすることも一つの方法です。
無理強いせず、赤ちゃんが楽しんで体を動かせるよう工夫しましょう。

④安心感を与える
赤ちゃんが新しいスキルを学ぶには安心できる環境が必要です。
赤ちゃんの要求に応えたり、愛情を持ってスキンシップを取り、新しい動きを試みる赤ちゃんの安全基地となりましょう。

⑤発達のチェック
赤ちゃんの発達に関する心配事がある場合は、小児科医や発達専門家に相談してみましょう。
必要に応じて適切なサポートや介入を提案してもらえます。

⑥見守る姿勢
子どもの発達には時間がかかります。
ハイハイしないことに不安を感じるかもしれませんが、焦らずに赤ちゃんを観察し、愛情を持って見守る姿勢が大切です。

まとめ

子どもが10ヶ月でハイハイをしない場合でも、必ずしも大きな心配事ではありません。
ほかの赤ちゃんと比べたり焦ったりせず、お子様のその時ならではの姿を見守ってあげましょう。
周りの大人の愛情深いサポートと見守りが、子どもが次の発達段階へと進むための力となります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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