コラム

2024.07.15
幼児期の発達

「ありがとう」の魔法 - 子どもに“誰かを幸せにした経験”をたくさんさせてあげよう!

子どもたちの成長を見守る中で、親や教育者はしばしば「できること」「良い成績を収めること」「正解すること」に重きを置いてしまいがちです。
しかし、子どもたちの健やかな成長には、「できる」を求めることよりも、「自分がやったとこで誰かを幸せにした」という経験をたくさんさせてあげることが大切だと考えます。

【自分の行動が誰かを幸せにする経験】

例えば、家のお手伝いをした時、親が「ありがとう」と言ってくれたことで、子どもは自分の役割の重要性を感じることができます。
うまくできたかどうかよりも、親にその行動を認めてもらった経験、感謝された経験によって、子どもは自分の存在意義を感じることができるようになるのです。

【感謝の力】

「ありがとう」という言葉は、単なる感謝の表現以上の力を持っています。
それは、子どもにとって、自分が他者に対して価値を提供できる存在であることを実感させ、自信を持たせるものです。
何かをできるようになることも大切ですが、それ以上に、誰かのために行動し、その行動が感謝される経験は、子どもの心に大きな影響を与えます。

【自分の行動がもたらす影響を知る】

子どもが「ありがとう」と感謝される経験を通じて学ぶのは、自分の行動が他者にどのような影響を与えるかということです。
自分がしたことが他者の喜びや助けになると実感することで、子どもは自分の行動に対して責任感を持つようになります。
この経験は、子どもが成長していく中で、他者との関わり方や社会とのつながりを理解する基盤となります。

【経験がもたらす自己肯定感】

他者に感謝される経験は、子どもの自己肯定感を高める重要な要素です。
自己肯定感が高まると、子どもは困難に直面しても前向きに挑戦する力を持つようになります。
失敗を恐れず、自分の力を信じて取り組むことができるようになるのです。
このようなポジティブな自己認識は、将来の成功にも大きく影響します。

【周りの大人にできること】

子どもが感謝される経験を積むためには、周りの大人のサポートが欠かせません。
まずは、子どもの小さな行動にも感謝の気持ちを伝えてみましょう。
行動を認めてもらえることで、子どもは自分の価値を実感します。

まとめ

“誰かを幸せにした経験”を通じて、子どもは自己肯定感を高め、社会性を養い、他者を思いやる心を育てます。
周りの大人は、子どもがこのような経験を積むためのサポートを積極的におこなえると良いですね。

日常生活の中で、小さな感謝の場面を作り出し、子どもに感謝の気持ちを伝えることで、子どもは自分の価値を実感し、自信を持って成長することができるでしょう。
このようにして育まれた自己肯定感と他者への思いやりは、子どもが将来、さまざまな困難に直面した際にも、前向きに立ち向かう力となります。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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