コラム

2024.07.27

学校の宿題に苦手意識を持ちやすいのはなぜ? - 学習のやり方次第で「できた!」を実感しよう

子どもたちが学校でよく出される漢字や計算、音読の宿題に対して苦手意識を持つことは珍しくありません。
しかし、学習のやり方を工夫することで、子どもたちが「できた!」という満足感を持ち、学習効果を高めることができます。

なぜ子どもたちは学校の宿題を苦手と感じやすいのでしょうか?
そして、どのようにすれば楽しく学習に取り組めるようになるのでしょうか?

【漢字が苦手な理由と対策】

〈理由〉

・暗記の難しさ
漢字は形が複雑なため、多くの子どもにとっては覚えるのが難しいものです。
また、書き順や部首のちがいなども混乱の原因となります。

・反復練習の単調さ
漢字の宿題は反復練習が多く、単調に感じる子どもが少なくありません。
飽きてしまうと集中力が続かず、学習が進まないことがあります。

〈対策〉

①楽しい練習方法
漢字カードを使ったゲームや、漢字クイズなどを取り入れることで、楽しく学習できる環境を作りましょう。
また、アプリを利用してゲーム感覚で学ぶことが有効な子もいます。

②ストーリーを作る
漢字の形や意味をストーリーにして覚える方法もあります。
例えば、「川」という漢字は、川の流れをイメージして、その形を描くように練習すると記憶に残りやすくなります。

【計算が苦手な理由と対策】

〈理由〉

・理解不足
計算の基本的な概念を理解していないと、問題を解くことが難しくなります。
特に、掛け算や割り算などの複雑な計算は理解が追いつかないことが多いです。

・焦りやプレッシャー
宿題をしなければならないという焦りやプレッシャーが原因で、計算に対して苦手意識を持つことがあります。

〈対策〉

①基礎から丁寧に教える
計算の基礎をしっかりと理解させることが重要です。
掛け算の九九など覚える必要のあるものは、リズムに乗せて歌うことで記憶に定着させましょう。
※YouTubeチャンネル『コペルうたのおねえさん』に「かけざん九九のうた」が載っていますので、ぜひ参考にしてみてください。

②成功体験を積ませる
簡単な問題から始めて、少しずつ難易度を上げることで、子どもに成功体験を積ませることが大切です。
スモールステップで自信を持たせることで、計算に対する苦手意識を減らすことができます。

【音読が苦手な理由と対策】

〈理由〉

・発音やイントネーションの難しさ
音読では正しい発音やイントネーションが求められます。
これが難しいと感じる子どもは、音読に対して苦手意識を持ちやすいです。

・長い文章への抵抗感
長い文章を読むことが苦痛に感じる子どもも多いです。
特に、自信がない子どもは途中で諦めてしまうことがあります。

〈対策〉

①短い文章から始める
短い文章や詩を選んで、少しずつ声に出して読む練習を積み重ねることで、子どもが抵抗感なく取り組めるようにしましょう。

②親子での音読
親子で交互に音読をすることで、子どもが安心して音読に取り組めることがあります。
また、親が正しい発音やイントネーションを示すことで、子どもが自然と学ぶことができます。

【学習のやり方次第で「できた!」を実感】

子どもたちが「できた!」という満足感を持つためには、成功体験を積み重ねることが重要です。
以下のポイントを押さえて、効果的な学習方法を取り入れてみましょう。

①小さな目標を設定する
大きな目標を設定するのではなく、小さな目標を設定し、それを達成することで成功体験を積み重ねましょう。
例えば、漢字なら5つ書く、計算なら5問解く、音読なら3行を読むなど、具体的で達成可能な目標を設定します。

②ほめることを忘れない
子どもが努力していることを見逃さず、積極的にほめることが大切です。
努力を認めてもらえることで子どもは自信を持ち、次の学習への意欲が高まります。

③学習環境を整える
静かで集中できる学習環境を整えることも、子どもの学習効果を高めるポイントです。
特に、計算や漢字の練習は集中力が求められるため、環境作りに工夫が必要です。
気が散るものが目に入らないよう片付け、高さの合った机と椅子を用意してあげましょう。

④楽しい要素を取り入れる
学習にゲーム要素を取り入れることで、子どもが楽しみながら学べるようになります。
例えば、漢字カードを使ったカルタ遊びや、計算ゲームなど、楽しみながら学べる方法はたくさんあります。

まとめ

子どもたちが漢字、計算、音読の宿題に対して苦手意識を持つ理由はさまざまですが、学習のやり方次第で「できた!」という達成感を持ち、学習効果を高めることができます。
小さな成功体験を積み重ねることで、子どもたちの自信を育み、学習に対する意欲を引き出しましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

無料体験レッスン お問い合わせ / 資料請求