2024.08.25
幼児期の発達
トイレトレーニングがなかなか進まない子に効果的な方法は?
子育てにおいてトイレトレーニングは一つの大きな節目です。
しかし、すべての子どもがすぐにトイレで用を足すことに成功するわけではありません。
子どものトイレトレーニングに時間がかかると、保護者様は不安になることもあるかと思いますが、焦らずに取り組むことが大切です。
今回は、トイレトレーニングがなかなか進まない子どもに効果的な方法をいくつかご紹介します。
1. 子どもの準備が整うまで待つ
トイレトレーニングの第一歩は、子どもが準備ができているかを見極めることです。一人ひとり発達のスピードは異なりますので、他の子と比べずに、その子自身のペースを尊重しましょう。
具体的には、以下のような兆候が見られたら、トイレトレーニングを始める良いタイミングです。
・おむつが濡れる間隔が長くなってきた(およそ2時間くらい)
・排泄を知らせる
・自分でおむつを変えたがる
・トイレに興味を示す
これらの兆候が見られない場合は、もう少し待ってもいいかもしれません。
無理に進めると子どもが抵抗を感じることがあります。
2. ポジティブな強化を使う
トイレトレーニング中、ポジティブな強化は非常に効果的です。子どもがトイレに行こうとしたり、少しでも進展があった場合には、具体的にほめてあげましょう。
「トイレに座ってくれてありがとう」「パンツが濡れていなくてすごいね」など、具体的な行動をほめることで、子どもは自分が何をするとほめられるのかを理解しやすくなります。
ご褒美システムを導入することも一つの方法ですが、ほめること自体がご褒美になるように、子どもの達成感を重視しましょう。
3. トイレに行くルーティンを作る
毎日同じタイミングでトイレに行く習慣を作ることで、子どもはトイレに行くことが日常の一部であると認識しやすくなります。例えば、朝起きた後、食事の後、お昼寝の前、お風呂の前など、特定の時間にトイレに座る習慣を作りましょう。
嫌がる場合は無理に連れて行かなくてOKです。
オマルならできる子という子もいますので、臨機応変に対応しましょう。
4. トイレに行くことを楽しい体験にする
トイレに行くことは楽しいものだと子どもに感じさせることが大切です。トイレを楽しい場所にするために、子どもの好きなキャラクターのステッカーを貼ったり、トイレ専用の絵本を置いたりするのも良い方法です。
音の出る補助便座などもありますので、子どもと一緒に選ぶのもいいかもしれません。
また、トイレトレーニングの絵本や動画を一緒に見ることで、子どもの興味を引き出すことができます。
5. 親もストレスを抱えないようにする
トイレトレーニングが進まないと、親もついイライラしてしまうことがあります。しかし、子どもは親の気持ちを敏感に感じ取ります。
親がリラックスして取り組むことが、子どもの安心感につながりますので、長期戦のなったとしても、子どもが成長するペースを尊重しながら、焦らずに進めることが大切です。
6. 専門家のサポートを利用する
トイレトレーニングが思うように進まない場合、児童発達支援スクールや小児科医など、専門家のサポートを受けることも考えてみましょう。専門家は、子どもの個別の発達状況やニーズに合わせたアドバイスを提供してくれます。
まとめ
トイレトレーニングは、子どもの成長における大きなステップです。子どもの準備が整った時期を見極め、ポジティブな強化を用いながら、楽しい体験として進めることが大切です。
その子のペースに合わせ、焦らずに取り組むことで、自立への一歩をサポートしましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
