2024.09.08
コペルメソッド
勉強と学びのちがいとは? - 子どもが「学ぶって楽しい!」と感じるために
「勉強」と「学び」という言葉は、しばしば同じ意味で使われがちです。
しかし、実際にはこの二つは異なる概念です。
勉強とは、一般的に知識や技能を習得するためにおこなう作業を指します。
一方で、学びとは、好奇心や興味を持ち、自発的に探求する行為です。
知らなかったことを知ることで、「これはこういうことだったのか!」「これとこれはこんな風につながっているのか!」と、楽しみながら知識を身に付けていくことができます。
子どもたちが「学ぶって楽しい!」と感じるためには、勉強と学びのちがいを理解し、その子の興味や関心を引き出す環境を整えることが大切です。
【勉強が義務感に変わると、学びの楽しさが失われる】
勉強は、時に義務感やプレッシャーとして感じられることがあります。学校でのテストや宿題、成績評価など、勉強が「しなければならないもの」として捉えられると、子どもたちはその過程で楽しさを感じにくくなります。
このような状況では、子どもたちは「学ぶ楽しさ」よりも、「勉強することの辛さ」を強く感じてしまうことがあります。
また、勉強が結果重視になると、子どもたちは過程を楽しむことを忘れてしまうことがあります。
「いい点数を取るために勉強する」「受験のためだから頑張る」という姿勢が定着すると、学びの本来の目的である「知ることの喜び」や「自分の成長を感じること」が希薄になります。
【子どもたちに学びの楽しさを伝えるための工夫】
子どもたちが「学ぶって楽しい!」と感じるためには、まずは勉強に対するポジティブなアプローチを促すことが重要です。以下に、子どもたちの学びの楽しさを引き出すために、コペルプラスで取り入れているいくつかの工夫をご紹介します。
1. 興味や関心を尊重する
子どもたちは、自分が興味を持っていることに対して自然と学びたいという気持ちが湧きます。
周りの大人が子どもの興味や関心を尊重し、それに基づいた学びの機会を提供することで、子どもたちは自発的に学び始めます。
2. 失敗を恐れない環境づくり
失敗や間違いを恐れてしまうと、子どもたちは新しいことに挑戦する意欲を失ってしまいます。
周りの大人は、失敗を受け入れ、そこから学ぶことの大切さを伝える姿勢を持ちましょう。 失敗をポジティブに捉え、「ここがうまくいかなかったね、じゃあ次はどうする?」と次のステップを一緒に考えることで、子どもたちは学ぶことに対する自信を持てるようになります。
3. 楽しみながら学ぶ活動を取り入れる
子どもたちは、遊びを通じて多くのことを学びます。
学びにゲームやアクティビティを取り入れることで、楽しさを感じながら知識を吸収することができます。
例えば、算数の勉強には大きなそろばんやパズルを使ったり、英語の勉強には歌や絵本を取り入れるなど、子どもたちが自然と学びたくなるような工夫が有効です。
4. 成果よりもプロセスを重視する
勉強の成果に対して評価をおこなうことも大切ですが、それ以上に子どもたちが努力した過程を認めてあげることが重要です。
例えば、「よく頑張ったね」「ここまで考えられたのはすごい!」といったプロセスに対する声かけを行うことで、子どもたちは学びに対して前向きな姿勢を持つようになります。
【周りの大人にできること】
子どもたちが「学ぶって楽しい!」と感じられるようになるためには、保護者様や先生方のサポートが欠かせません。周りの大人が子どもの興味を理解し、それを引き出すような環境づくりに努めることで、子どもたちは学びの楽しさを実感することができます。
また、勉強が義務ではなく、自分の成長の一環であることを伝えることで、子どもたちは学びに対してポジティブに考えられるようになります。
まとめ
誰に強制されるでもなく、興味のおもむくままに学ぶことは、人生を楽しくしてくれます。周りの大人が子どもの興味や関心を尊重し、失敗を恐れない姿勢を育むことで、子どもたちは学びに対して前向きな気持ちを持つことができるでしょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
