コラム

2024.09.14
コペルメソッド

自己効力感を高める関わり方 - 子どもに「やればできる!」と思わせよう

子どもたちの成長過程で、できないことに直面する場面はたくさんあります。
新しい遊びや課題に挑戦するたびに、「できない」と感じることは当たり前です。
しかし、その「できない」という気持ちにどう向き合うかが、子どもの将来に大きな影響を与えます。

「できなくても大丈夫」という言葉は、子どもを安心させる一方で、チャレンジする意欲を削いでしまうこともあります。
逆に、「やればできる!」という気持ちを育てることで、自己効力感を高め、子どもたちが自信を持って新しいことに挑戦できるようになります。
そのため、コペルプラスでは、子どもがどの発達段階にいるのかを見極め、「あと少し頑張ったらできるかも!」と思わせる声掛けを大切にしています。

【自己効力感とは何か】

自己効力感とは、「自分にはやり遂げる力がある」と信じる感覚のことです。
これは、子どもが将来の困難に立ち向かい、成長していく上で非常に重要な要素です。
自己効力感が高い子どもは、挑戦を恐れず、自ら行動を起こし、失敗しても再び挑戦しようとする意欲を持ち続けます。
この自己効力感を育てることが、親や教育者の大切な役割の一つだと考えます。

【「やればできる!」と思わせる関わり方】

①小さな成功体験を積み重ねる
子どもに自己効力感を持たせるためには、小さな成功体験を積み重ねることが効果的です。
難易度が高すぎる課題に挑戦させるのではなく、子どもが少し努力すれば達成できる目標を設定し、それをクリアする喜びを経験させることがポイントです。
この成功体験が「自分にもできる!」という自信につながり、次の挑戦への意欲を引き出します。

②努力の過程を認める
成果だけでなく、努力そのものを認めてあげることも重要です。
「よく頑張ったね」「こんなに一生懸命やったんだから、次もきっとできるよ」というように、努力をほめることで、子どもは自分の行動が評価されていると感じ、自信を持つことができます。
結果がどうであれ、努力を認める姿勢が、子どもにとって大きな励みになります。

③ポジティブなフィードバック
子どもが失敗したときやうまくいかないときこそ、ポジティブなフィードバックが重要です。
「次はどうやったら上手くできるかな」「ここまではできたんだから、あと少しだね」といった励ましの言葉をかけることで、子どもは失敗を乗り越える力を育んでいきます。

④子どもの挑戦を見守る
子どもが新しいことに挑戦するとき、親や教育者は手を貸したくなることもありますが、まずは見守ることが大切です。
自分で考え、試行錯誤する時間を与えることで、子どもは自分の力で問題を解決する能力を養います。
たとえうまくいかなくても、その経験が次の挑戦に生かされるのです。

⑤成功体験を言葉にして振り返る
子どもが成功したとき、その成功体験を一緒に振り返りましょう。
「こんなに頑張ってやり遂げたね」「このときの工夫が良かったんだね」と言葉にして確認することで、子どもは自分の力を実感します。
この振り返りが実はとても大切で、自己効力感をさらに強化します。

まとめ

子どもたちが「やればできる!」と自信を持って挑戦できるようになるためには、小さな成功体験の積み重ね、努力を認められること、ポジティブなフィードバックが大切です。
また、挑戦を温かく見守り、成功体験を振り返ることで、自己効力感は確実に育まれていきます。
「できなくてもいいや」と思わせるのではなく、「やればできる!」と信じさせる関わり方が、子どもの成長を加速せる秘訣です。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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