2024.10.12
子どもの姿勢を良くする体幹トレーニングと姿勢を意識する習慣づくり
前回のコラムでは、子どもの姿勢が悪くなる原因について解説しました。
では、どのようにして子どもの姿勢を改善できるのでしょうか。
今回は、姿勢を改善するための体幹トレーニングと姿勢を意識する習慣づくりについてご紹介します。
【家庭でできる簡単な体幹トレーニング】
姿勢を良くするためには、体幹の筋力を鍛えることが有効です。体幹の筋力がしっかりしていれば、自然と姿勢が正しく保たれるようになります。
以下に、家庭でできる簡単な体幹トレーニングをご紹介します。
①プランク
うつ伏せになり、肘をついて体を一直線に保つ運動です。この姿勢を30秒から1分間キープすることで、腹筋や背筋、腰回りの筋肉が鍛えられます。
無理のない範囲で徐々に時間を延ばすと効果的です。
②ブリッジ
ブリッジは、背中やお尻の筋肉を鍛える運動です。仰向けに寝転び、膝を立てた状態で、お尻を持ち上げます。
この時、肩から膝までが一直線になるように意識します。
これを繰り返すことで、体幹の筋力が強化され、姿勢が安定しやすくなります。
③片足立ち
バランス感覚を養うためのトレーニングとして、片足立ちも効果的です。片足で立ち、反対の足を少し浮かせた状態で、できるだけ長くバランスを保ちます。
これにより、体幹の筋力とバランス感覚が鍛えられます。
【日常生活で姿勢を意識する習慣づくり】
トレーニングだけでなく、日常生活の中で姿勢を意識することも大切です。子どもが自然と良い姿勢を保てるように、次のようなポイントに気を付けてみましょう。
①机と椅子の高さを見直す
子どもが勉強する際に、机と椅子の高さが合っていないと、姿勢が崩れやすくなります。正しい高さの基準は、椅子に座ったときに足の裏がしっかり床につき、肘が自然に曲がって机に手を置ける高さです。
②背筋を意識させる
子どもが座るときや立つときに、「背中ピンだよ」と声をかけ、正しい姿勢を意識させることが大切です。特に長時間座っていると、姿勢が崩れやすいので、定期的に声をかけたり、軽いストレッチをする習慣をつけると良いでしょう。
③視力検査の定期的な実施
視力が悪くなると姿勢が崩れやすくなるため、定期的な視力検査をおこない、必要に応じて眼鏡などを使用することが重要です。まとめ
姿勢が悪くなると学習や運動にも悪影響を与えることがあるため、簡単な体幹トレーニングや日常生活での意識づけが重要です。体幹を強化し、姿勢を改善することで、将来的な体の不調を予防し、健やかな成長を促すことができます。
日々の生活の中で、子どもが健康的な姿勢を維持できるようサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
