2024.12.24
新幹線での子どもとの快適な旅のコツ - 楽しい移動時間を過ごすために
新幹線は長距離の移動に便利なため、帰省や家族旅行などで利用する機会も多いかと思います。
しかし、小さな子どもを連れての新幹線の旅は、楽しい反面、親にとって不安もつきものです。
「子どもが飽きずに過ごせるかな?」「周りに迷惑をかけないようにするには?」と心配な方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、新幹線で子どもとの移動を快適にするための工夫や注意点についてご紹介します。
【子どもとの新幹線移動、何が大変?】
新幹線は比較的快適な乗り物ですが、子どもがいると独特の課題が生まれます。・じっと座っていられない
幼い子どもにとって、長時間座り続けるのは難しいことです。新幹線のような閉じられた空間では、子どものエネルギーをどう発散させるかが課題になります。
・泣いたり騒いだりする可能性
周囲の乗客に迷惑をかけないかも心配です。特に乳幼児は、眠さや耳の痛みなどで泣いてしまうこともよくあります。
・飽きる・退屈する
子どもは興味が移りやすく、長時間何かに集中するのが苦手です。移動時間をどう楽しませるかも課題になります。
【事前準備でトラブルを防ごう!】
新幹線での移動をスムーズにするには、事前の準備が鍵です。以下のポイントを押さえておきましょう。
①座席の選び方
子ども連れには、進行方向後ろの「最後列の席」や「窓側の席」がおすすめです。最後列なら後ろを気にせずに背もたれを倒せますし、窓側なら景色を楽しめます。
また、小さな子どもには指定席の方が安心です。
②必要な持ち物を準備
・お菓子や飲み物:耳抜きやぐずり防止にも役立ちます。・おもちゃや絵本:コンパクトで音が出ないものを選びましょう。
・タブレットやスマートフォン:お気に入りの動画やアプリを準備しておくと助かることも。
・予備の着替え:飲み物をこぼしたり汚れたりする場合に備えましょう。
・ポケットティッシュやおしりふき:何かと役立つアイテムです。
③子どもに説明しておく
出発前に、「今日は新幹線に乗るよ」「周りの人に迷惑をかけないようにしようね」と簡単に説明しておきましょう。これだけでも子ども自身が意識を持ちやすくなります。
【新幹線内での工夫】
①乗車直後は「観察タイム」に
窓の外の景色や車内を一緒に見ながら話をしてみましょう。新幹線の速さや通り過ぎる風景は、子どもにとって新鮮な体験です。
②遊びやアクティビティを工夫する
子どもの年齢に応じて遊びを工夫しましょう。例えば、シール帳や磁石のおもちゃは移動中に最適です。
幼児の場合は、手遊びや言葉遊びを一緒に楽しむのも良いでしょう。
③途中で少し動く時間を作る
長時間じっと座るのが難しい場合は、席を離れてデッキやトイレに行き、少し歩くだけでも気分転換になります。周囲に迷惑をかけないよう、静かに移動しましょう。
【困ったときの対処法】
〈泣き出した時は〉
まずは子どもの気持ちに寄り添い、「どうしたの?」と声をかけてみましょう。お菓子やお気に入りのおもちゃで気をそらすのも有効です。
また、デッキに移動して落ち着く時間を取るのも良いでしょう。
〈飽きて騒ぎ始めた時は〉
景色の変化に注目させたり、新しい遊びを提案してみましょう。「次の駅で何色の電車がいるかな?」など、子どもの興味を引くクイズをするのも効果的です。
〈周囲の目が気になる時は〉
子どもが静かにしていても、親として周囲の視線が気になる場合もあります。そんな時は「小さい子どもがいるのでご迷惑をおかけするかもしれません」と一言添えるだけで、周囲の理解を得やすくなります。
【新幹線の旅を楽しむために】
子どもとの新幹線の旅は、親にとって気を配ることが多い一方で、子どもにとっては特別な体験でもあります。窓から見える景色、車内のアナウンス、駅ごとの雰囲気など、すべてが子どもにとって新鮮で興味深いものです。
親子で「どんな景色が見えるかな」「次の駅では何分停まるかな」など話をしながら、楽しい時間を共有してみましょう。
しっかり準備をしておけば、移動時間も子どもの成長を感じられる素敵な思い出になるかもしれません。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
