2025.01.06
七草の意味を子どもと一緒に学ぼう! 食育にも最適なワケは?
「七草」といえば、1月7日の「七草粥」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
この伝統行事は、正月にご馳走を食べて疲れた胃腸を休めるだけでなく、無病息災を願う意味も込められています。
子どもと一緒に七草の名前や意味を学んだり、楽しく覚えることは、食育にもぴったりです。
そこで今回は、七草の意味や楽しく覚えるコツ、食育に最適なワケについて解説します。
【七草とは?それぞれの意味を知ろう】
七草とは、春の七草として親しまれる以下の植物を指します。せり
香りが良く、食欲を刺激する効果があります。「競り勝つ」という意味も込められています。
なずな
別名「ぺんぺん草」。古くから薬草として親しまれ、「撫でて心を清める」といった願いが込められています。
ごぎょう
母子草(ははこぐさ)とも呼ばれ、喉の調子を整える効果があるとされています。はこべら
「繁栄」を象徴する草です。栄養価が高く、昔から健康に良いとされてきました。
ほとけのざ
名前は仏様の座布団に由来し、「安心」や「平和」の意味があります。すずな
カブのことで、根を食べることで力をつけると言われます。「神様を呼び寄せる鈴」が名前の由来です。
すずしろ
ダイコンのことで、「清白(すずしろ)」は「汚れがない」という意味を持ちます。七草には、それぞれ健康を願う意味が込められており、1月7日に七草粥として食べることで、新しい一年の無病息災を祈る風習があります。
【子どもと楽しく七草を覚えるコツ】
七草の名前を覚えるのは少し難しそうに思えますが、工夫次第で子どもでも簡単に覚えられます。①リズムに合わせて覚える
「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と、リズムに乗せて歌のように繰り返すと覚えやすくなります。七草をテーマにした童謡を活用するのもおすすめです。
②七草の絵を描いてみる
実際の七草を見ながらスケッチしたり、特徴を捉えてイラストを描いたりすることで、名前と植物の形を結びつけることができます。③七草探しゲーム
近所の公園や自然の中で七草に似た植物を探すゲームをすると、親子で楽しい時間を過ごせます(実際の七草が見つからなくてもOK)。④七草粥を一緒に作る
実際に七草を触ったり、切ったりする経験は記憶に残りやすくなります。「これはすずなだよ」「これがせりだね」と声をかけながら進めましょう。
【七草粥を食べる意味を子どもに伝えよう!】
七草粥は、年末年始に疲れた胃腸を休め、栄養を補給するためのシンプルな料理です。健康への願いが込められたこの風習を、子どもと一緒に体験することで、食育にもつながります。
ポイント1:由来を話す
七草粥の由来やそれぞれの草の意味を、子どもにわかりやすく伝えましょう。「昔の人は、この草を食べると元気になると思ったんだよ」と話すと、興味を持ってくれるはずです。
ポイント2:味わいを楽しむ
「この草は少し苦いね」「お米の甘みと合うね」と、一緒に味を感じながら食べると、子どもも楽しみやすくなります。【七草を通じて日本の文化を伝えよう!】
七草の風習は、自然と共に暮らし、健康を願う昔の人々の知恵が詰まっています。子どもたちにとっては、新しい知識や楽しいイベントとして体験できる絶好の機会です。
七草粥を通じて、親子の会話が弾むことも大切なポイントです。
「昔の人はどうやって七草を集めたんだろうね?」「これを毎年続けたら、どうなると思う?」など、好奇心を引き出す質問を投げかけてみてください。
まとめ
七草の意味や名前を覚えることで、子どもは日本の伝統文化に触れるとともに、健康を大切にする気持ちも育むことができます。1月7日は、ぜひ家族みんなで七草に親しんでみてくださいね。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
