2025.01.30
コペルメソッド
「笑うから楽しい」は本当! 子どもも大人も「楽しい」を作る力を育てよう
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」という言葉を聞いたことがありますか?
実は、笑顔を作るだけで脳内に幸福感を生む物質「ドーパミン」が分泌されると言われています。
この仕組みを知れば、日々の生活に「楽しい」を増やすヒントが見えてきます。
そこで今回は、「笑うから楽しい」という考え方を軸に、子どもと一緒により豊かで楽しい毎日を作る方法について考えます。
【笑顔の力:脳と感情の不思議なつながり】
笑顔は単なる表情ではありません。それが脳に与える影響は、私たちが思っている以上に大きいものです。
・笑うことで幸福感が生まれる
私たちが笑顔を作ると、脳は「今、楽しいんだな」と認識してドーパミンを分泌します。この物質は気分を高めたりストレスを軽減したりする効果があり、結果的に本当に楽しい気持ちになるのです。
意識的に笑顔を作るだけでも、この効果を得られると言われています。
・子どもの感情にも影響
子どもは、大人の表情や感情に敏感です。親や周りの大人が笑顔でいると、子どもも自然と笑顔になりやすく、ポジティブな感情が引き出されます。
【「楽しい」を作る3つのステップ】
日常の中で「楽しい」を増やすためには、少しだけ視点を変えることが大切です。1. 自分(子ども)の感情を認める
まずは、自分がどのような感情を抱いているのかをしっかり認識することが重要です。例えば、「疲れている」「イライラしている」と感じたら、その気持ちを否定せずに受け入れましょう。
同時に、子どもの感情にも耳を傾け、「そう思うのは自然なことだよね」と共感する姿勢を持つと、気持ちが軽くなることがあります。
2. 新しい視点で楽しみを探す
ネガティブな状況でも、「では、どうしたら少しでも楽しくなるかな?」と考えてみましょう。例えば、片付けが苦手な子どもには、音楽を流しながらゲーム感覚で取り組む方法を提案するのも良いアイデアですね。
3. 楽しめる側面を見つける
「この状況の中に、何か楽しめることはないかな?」と発想を転換することも効果的です。例えば、雨の日には「家の中で特別な遊びをしよう」「長靴を履いて水たまりで遊べるね」とポジティブに切り替えることで、日常に少しだけ輝く瞬間を作ることができます。
【子どもの「楽しい」を引き出すためにできること】
子どもが自発的に楽しいと感じられる機会を増やすことは、成長においても非常に重要です。①感情を否定しない
子どもが「嫌だ」「つまらない」「やりたくない」と言った時、その感情を否定せずに「そっか、やりたくないんだね」と共感し、「どうしてそう思うのかな?」と優しく理由を尋ねてみましょう。感情を受け止めてもらえると、子どもは安心して気持ちを話せるようになります。
②小さな成功体験を増やす
何かを達成する喜びも「楽しい」を感じるきっかけになります。例えば、コペルプラスのレッスンでは、先生の話を聴けたこと、カードをしっかり見れたことなど、小さな「できた」をたくさんほめます。
ご家庭でも、簡単なお手伝いをしてもらい「ありがとう、助かったよ!」と感謝を伝えると、子どもはやりがいや満足感を得られるようになるでしょう。
③笑顔の時間を増やす
家族で笑える時間を意識して作るのも大切です。例えば、子どもが好きな動画を一緒に観て笑ったり、今日あった面白いことを共有することで、自然と笑顔が増えていきます。
【ポジティブな感情の連鎖が生活を変える】
「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」という考え方は、日々の生活をより豊かにするためのヒントに満ちています。ネガティブな感情も認めつつ、自分自身や子どもの気持ちを楽にする工夫をしていきましょう。
笑顔が笑顔を呼び、ポジティブな感情が広がっていくことで、日々の生活は驚くほど明るくなります。
特に子どもは、大人の感情に大きな影響を受けるため、親自身が「楽しい」を意識することが重要です。
まずは今日、意識的に笑顔を作ることから始めてみませんか?
その笑顔が、子どもにも周りにもポジティブな影響を与えていくはずです。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
