2025.08.26
忘れ物が多い小学生への対策 - 原因やサポート方法を徹底解説!
小学生になると、教科書や文房具、宿題など、持ち物が一気に増えます。
「忘れ物が多い」と悩む保護者様も多いのではないでしょうか。
忘れ物が続くと、子ども自身も注意を受けて自信を無くすことがあります。
そこで今回は、子どもの忘れ物が多い原因やその対策について解説します。
【なぜ忘れ物が多いのか?原因を探ろう】
忘れ物が多い原因は、一概に「不注意」や「性格の問題」だけではありません。実はさまざまな要因が絡んでいます。
1. 発達段階における未熟さ
小学校低学年の子どもたちは、まだ時間管理や計画を立てる力が十分に発達していません。そのため、持ち物の準備が後回しになり、忘れ物につながることがあります。
2. 注意力の分散
学校生活には多くの刺激があり、子どもたちの注意がさまざまな方向に向かいます。そのため、忘れ物をしやすくなることがあります。
3. 環境や生活リズムの影響
朝の支度が慌ただしかったり、持ち物を確認する時間がなかったりする場合、忘れ物が増えることがあります。4. 発達特性が影響している場合も
ADHD(注意欠如・多動症)などの発達特性がある子どもは、特に忘れ物が多くなる傾向があります。この場合、対策が少し異なる場合もあります。
【忘れ物が多い子どもへの具体的な対策方法】
忘れ物を完全にゼロにすることは難しいですが、工夫次第で大きく減らすことが可能です。以下の対策を試してみてください。
①チェックリストを活用する
子どもが自分で確認できるように、わかりやすいリストを作りましょう。イラストを使うと、低学年の子どもにも理解しやすくなります。
持ち物リストをカバンに貼っておくことで、毎日確認する習慣がつきます。
②前日のうちに準備する習慣をつける
朝の時間はどうしてもバタバタしがちです。前日のうちに翌日の持ち物を揃える習慣を身につけさせましょう。
親子で一緒におこなうとスムーズです。
③定位置を決める
忘れ物が多い子どもは、物の置き場所が定まっていないことが多いです。教科書やノート、筆箱などの収納場所を決め、「ここに戻す」というルールを作りましょう。
④子どもの成功体験を増やす
忘れ物をしないで学校に行けたら、たくさんほめてあげましょう。「やればできる」という成功体験を増やすことで、自信がつきます。
⑤時間管理をサポートする
時間感覚がまだ育っていない子どもには、親が「〇時までに準備しよう」と声をかけることが有効です。タイマーを使うのもおすすめです。
【忘れ物が多い子どもへの声かけのポイント】
忘れ物が多い子どもに対して、親が感情的になると逆効果です。以下のような声かけを意識してみてください。
「今日は何を持っていくんだっけ?」
質問形式で考えさせることで、自主性を育てます。
「忘れ物しないで行けたね!すごいね!」
ポジティブなフィードバックを忘れないようにしましょう。
「忘れても次から気をつければいいよ」
失敗しても責めず、次回に向けて励ます言葉をかけましょう。
【発達特性が原因の場合は専門的な支援を検討】
ADHD(注意欠如・多動症)などが原因で忘れ物が多い場合、ご家庭だけで対策するのは難しいことがあります。この場合、学校の先生や発達支援の専門家と連携することが大切です。
・スクールカウンセラーや担任の先生に相談する
学校側が子どもに合った対応をしてくれる場合があります。
・専門的な療育を受ける
発達支援施設でソーシャルスキルトレーニング(SST)などを受けることで、自己管理能力を向上させることが期待できます。
まとめ
忘れ物が多い小学生に対しては、親が冷静に原因を見極め、その子に合ったサポートを提供することが大切です。子どもは成長とともに自己管理能力を身につけていきます。
焦らず、温かく見守りながらサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
