2022.09.15
発達障害について
子どもに伝えるために~CCQの実践2~
子どもに伝わる指示をするために、CCQを実践してみましょう。
最初のCは、Calm おだやかに
親自身が慌ただしく余裕のない状態でとりあえず伝えるのではなく、心を落ち着け、穏やかな気持ちで子どもに伝えるということです。
忙しいとつい感情的になったり焦ったりしてしまいますが、声をかける前にまず一呼吸、の習慣を作りましょう。
2つ目のCは、Close 近づいて
子どもに指示を出すのに、姿が見えないくらい遠いことはないでしょうか。そんな時は大きな声で一方的に伝えるだけになってしまいますね。近づくと子どもの様子が見えます。今何をしているか、何に興味を向けているかを観察しながら言葉を選ぶことができます。伝える時は、親の方から子どもに近寄り顔を見て、と考えましょう。
最後のQは、Quiet 静かに
とにかく伝えるという意識だと、つい大きな声になってしまいます。大事なことを伝える時には「大事にそっと扱う」気持ちで、おのずと声のトーンも穏やかになります。子どもも「大事なことを言われている」と気づくことができます。自分の声のトーンを客観的に観察し、「このくらい」の基準を見つけられると良いです。
CCQを実践しても、すぐに行動してくれないことももちろんあります。
そんな時はそばで見守りつつ、「~しようね」と落ち着いて繰り返し声をかけましょう。そのうち指示に従えたら、「お話を聞けてえらいね」と行動を認め、「聞いてくれてうれしいよ」と気持ちを伝えてあげてください。
どうしてもうまくいかない時は、日々のかかわりを見直しましょう。良好な関係であるほど指示は通りやすくなります。
親子の楽しい時間が増えるように願います。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
