コラム

2021.11.01
発達障害について

発達障害、失敗が苦手

「失敗が苦手」で、やったことのないことやできそうにないことを嫌がる、というご相談があります。
このような傾向は5歳くらいのお子様に多く見られますが、発達障害の特性とつながっている面があります。
「見通しを立てるのが苦手」だと、「やり直せばいい」と考えることが難しく、より失敗を恐れることにつながります。
また、何かに取り組んだ結果が「正解」と「間違い」の2つしかないと思う「0」か「100」のような思考も、想像することの苦手さから来ているとも考えられます。
ただこれは発達障害に限るわけではありません。
自分ができていることを客観視する「メタ認知」の力は5歳くらいから育ち始めますが、経験や想像力の発達に伴い高まっていきますので、未熟であるのは当然です。
大切なのは、「失敗してもやり直すことができた」という成功経験を重ねることです。
なかなか自分から手を出してくれない時は、「本当はやりたいけど失敗がこわいね」と心の中で認めつつ「かわりに先生がやるね」と、大人が手本を見せてあげます。
「失敗を楽しむ」ゲームや、事前に「失敗した時の対応」を教えておくことも有効です。
次回のコラムで取り上げたいと思います。



​​​​​​​執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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