コラム

2019.10.15
コペルメソッド

療育中にやる気が見えない時には?

コペルでは、さまざまな課題を「楽しいゲーム」「遊び」として提供する姿勢を大切にしています。
ゲームであり、遊びなので、今できないといけないわけでも、絶対やらないといけないわけでもありません。
間違えてもいいし、真剣な顔でまじめに行わないといけないこともありません。
目を輝かせて楽しんでくれたら大成功です。
でも、なかなか意欲が見えない時も、もちろんあります。
そんなとき、コペルプラスでは、どうやってやらせようか、怖い顔をして考えるのではなく、何よりもまず、先生が楽しそうにやって見せます
子どもに無理にやらせようとすると、思わず怖い顔になったり、やってくれないことに腹を立てたりしてしまいますね。
自分ではない誰かの行動をコントロールすることは、そもそもできないのです。
相手が子どもだから、できそうな気がするだけです。
でも、心から楽しそうにやって見せることは、いつでもできます。
できれば興味を持ってくれるように「より楽しそうに注意を引くように」の部分には大いに工夫を凝らします。
子どもに教えるということは「事実を重ねる」ことです。
「それでいいんだ」と思えればとても楽になりませんか。
できることをあきらめているのではないのです。
大いに期待し信じているからこそ、なのです。



​​​​​​​執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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