2022.07.15
発達障害について
発達障害への対応、親子の相性
発達障害の子どもへの対応で、特性や個性、発達過程と多方面から見ること、成長の次の段階への見通しを持つことの大切さを前回のコラムでお伝えしました。
ある意味「手のかかる子育て」では、親の負担は時に大きくなります。
「障害があるから大変」というだけではなく、親子の相性という視点で少し考えてみましょう。
例えば何かしら強いこだわりに対して、「許せない」と感じる場合と、「まあいいか」と思う場合がありますね。
こだわりの内容だけでなく、受け止める大人のとらえ方にもよります。
「毎日同じシャツを着たい」こだわりに、「2日くらい洗濯しなくてもまあいいか」と思うか、「洗濯は毎日」と気になるか、大人の価値観にもよるわけです。
「毎日洗濯したい」場合でも、「家では、はだかんぼでいいからその間に乾燥機」と思うか、「はだかんぼなんて風邪をひく」とまた別の心配が気になるか、それは親の個性でもあります。
日常のルーティーンにこだわりのある子どもと、性格的にきっちりした親の組み合わせならむしろ楽な子育てになることもありますね。
子どもにとって適切な対応を考える時に、自分の性格との相性にも目を向けてみましょう。
子どものこういう面と、自分の性格のこういうところは合うな、合わないなと分析するだけで、実は少し楽になります。
合わないところはもう少し歩み寄れないかな、誰か助けてくれる人やできる工夫はないかな、と考えられるとさらに良いです。
子どもは日々大きくなりますが、それがとてもゆっくりだと感じてしまう時もあります。
親も子育てに100点を求めず、でも限られた時間の中でできることをしよう、と思えたら素晴らしいです。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
