お客様の声

娘は3歳頃に、知的障害を伴うADHD傾向という診断を受けました。
個別で療育している施設を探していたところ、当時新しく開所されていたのを知っていたので、まずは体験から始めました。
当時はまだ、単語しか言葉が出ていませんでした。
先生が、フラッシュカードを1枚1枚、素早くめくっていくのですが、本人は「何をしているのだろう？」と見ているだけでした。
それでも先生は、「よく見ていたね！」と言い、“ろうそくに火をつけて、その火を目で追って最後に消す”というやりとりでも「よく見ていたね！」「消せたね！上手！」とほめてくださいました。
これは、よく見て目で追っていくことで、集中力を高めていく目の訓練をしているそうです。
フラッシュカードをただ見るだけなのに、「よく見ていたね！」という声かけをしてくださることに、私はとても衝撃を受けました。
集中力が切れてしまい、イスから立ち上がっても、先生は次から次へと遊びに誘ってくれます。
その度に「ちゃんとイスに座れてすばらしい！」と、ほめてくださいます。
そういった魔法の声かけがあるということを初めて知り、「支援の仕方でこんなに変わることができるんだなあ」と、感動すら覚えたものです。
就学まであと1年でどれだけ伸びるかわかりませんが、個性を活かしてしっかり伸ばしてくださる姿勢に、本当に感謝しています。
これからの成長が楽しみです。
ちなみに、今は先生と自然に会話できるようになりました。

※画像はA.Nちゃんが使用している教材です