2022.10.15
発達障害について
発達障害の子どもにとって、「平等」とは?
集団で活動する時、特に子どもの場合は小学校や幼稚園を想定し
「みんなと同じ」であることを求めてしまいがちです。
「みんなが同じ課題に同じように取り組み、
「同じように成果を出す」ことを理想とすると、
それを息苦しく感じる人は必ずいるでしょう。
では、それぞれの個性や特性を認めるためにはどうすれば良いのでしょう。
実際に行われている方法のひとつとして、「分ける」対応があります。
例えば特別支援学級もひとつの形ですが、
その在り方については様々な見解があり、メリット・デメリットの両方があると思います。
コペルプラスのソーシャルレッスンという小さな集団の中で感じるのは、
平等とは何か?ということです。
レッスンの中で、
「一部の時間、違う行動をするのを認める」
「課題のゴールを子どもによって変える」ことがありますが、
誰にも大きな迷惑をかけず、レッスンに大きな支障がなければ問題はありません
「〇〇君だけずるい!」という子、
まねをして「自分も違うことをしたい!」と主張する子もいますが、
「いいの、みんな色々あるの」と受け止める大人がいれば、
「そういうこともあるのか」と学習する機会になるのではないでしょうか。
人は指示されて身につくことよりも、
自分がされたことや見たことを模倣しながら学習する方が多いと言われます。
違いを認めあう環境で、自分の中の人と違うところを否定せず、
他者の多様性を認められる大人に育ってほしいと願います。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
