コラム

2023.02.01
発達障害について

「言葉の遅れ」をどう考える?①

「言葉の遅れが心配」というご相談を多くいただきます。

言葉の遅れは発達障害の特徴とも言われるため、余計に心配になるのかと思います。
多くの心配は言葉を話さないことですが、子どもの話せる言葉にだけに目を向けていないでしょうか。

幼児期は
知っている言葉(理解語彙)と
使える言葉(使用語彙)にしばしば大きな差があります。

「言われたことはわかっているようだけど、発語はまだあまりない」という状態です。

言葉の発達は個人差が大きいとよく言われますが、それは特に表出語についてです。

理解語彙がたくさんあってもなかなか使用語彙になっておらず、ある段階から一気に話し出す子どももいます。

話せる言葉だけではなく、言われたことを理解しているかな?手を引いたり、目を合わせたり、言葉以外で何かを伝えようとする行動は多いかな?という視点で子どもを見てみましょう。

言われたことを理解していて、自発的なコミュニケーション行動も多いようなら、言葉が出てくるのを焦らず待つ気持ちが大切です。

もし子どもからのコミュニケーション行動が少ないのなら、
言葉を言わせようとするよりも、楽しいかかわりを増やすことがとても大切です。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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