コラム

2023.04.01
幼児期の発達

コミュニケーション力を育てる遊び

コミュニケーション力を育てるために、一方的に教えるのではなく、楽しんで学ぶことが重要です。

日常のコミュニケーションは曖昧であり、型にはまったものではないですね。場面によって望ましいコミュニケーションは変わります。ですから、正しいコミュニケーションの答えを教えても、どんな時にも正解ということはあり得ません。ですが、楽しんで学習したことは応用する力につながりやすく、違う場面でも生きてきます。

そこで、コミュニケーション遊びをひとつご紹介します。

「気付いて!ゲーム」は、相手の表情を観察するスキルを育てる遊びです。数人で遊んでいる場面で、気付かれ役のひとりが、遊びの途中で黙っていやな表情をします。その表情に気付いた人は、「どうしたの?」とたずねます。気付かれ役は、「大丈夫、ちょっとうまくいかなかっただけ。気付いてくれてありがとう!」と笑顔で応えます。気付かれ役に1ポイント、声をかけた人にも1ポイント。声をかけた人が次は気付かれ役、と繰り返すと楽しいですね。

相手の表情に自然と意識が向きやすくなることを目的としたゲームです。「相手がこんな顔の時は…」と教えるより、まずは気付くこと、気付くとコミュニケーションが生まれることを楽しく体験してもらいます。

もちろんゲームですから、とにかく楽しむことが大切で、結果としてスキルを育てることに少しでもつながればいいなと、そんな気持ちで行ってみてください。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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