コラム

2023.06.19
幼児期の発達

癇癪を起こす原因と対応のポイント

子どもが癇癪を起こすことは、多くの保護者様が経験する困り事かと思います。
癇癪は、子どもが感情を制御できない状態になり、声を荒げて泣き叫ぶ、手足をバタつかせて暴れる、物を投げたり周りの人に当たり散らす、といった行動のことを指します。
そこで今回は、癇癪を起す原因と対応のポイントについて解説します。

【原因】

子どもが癇癪を起こす背景には、「欲求不満」「コミュニケーションの困難」「不安やストレス」などがあると言われています。
子どもはまだ感情のコントロールが未熟なため、自分の欲求が通らなかったときに対処方法がわからず、感情を爆発させてしまうことがあります。
また、言葉や表現が限られているため、思いや意図をうまく伝えることができない場合にも癇癪が起こることがあります。
ほかにも、環境の変化や感受性に影響を与える出来事があった際に、不安やストレスが溜まって爆発するというケースもあります。

【対応方法】

では、子どもが癇癪を起こしてしまったらどのように対応するのがいいのでしょうか。
まずは保護者様が冷静さを保つことが重要です。
感情的にならずに、子どもの気持ちを理解しようとする姿勢で、子どもの欲求や伝えたかった事を代弁してあげると落ち着くことがあります。

子どもの言葉や表現が限られている場合は、予防的に身振りやジェスチャー、絵カードなどを使用してコミュニケーション方法を増やしておくことも有効です。
予測可能な環境を好む場合は、日常のルーティンを作り、変更がある際は事前に伝えることで安心感を与えることができます。
さらに、ゆっくりとカウントダウンする、深呼吸する、落ち着けるスペースにこもるなどのリラックス法の使用も、子どもが自分で感情を落ち着ける手助けをします。

癇癪は子どもの自我の芽生えによるもので、成長において必要な過程でもあります。
癇癪を通して、自分なりの意志の伝え方や気持ちのコントロール方法を学んでいきますので、焦らず冷静にサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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