2023.06.21
幼児期の発達
3歳児健診 - 体の発達に関するチェックポイント
3歳児は、幼児期の中でも心と体の発達が著しく、社会性や生活習慣の基礎を身につけ始める時期です。
今回は、各自治体でおこなわれる3歳児健診での、"体の発達"に関するチェック項目をご紹介します。
事前に知っておくと慌てなくて済むこともありますので、ぜひチェックしてみてください。
〈身長・体重〉
身長・体重・胸囲・頭囲を測定し、身長と体重から肥満度を算出します。この数値を成長曲線と比較して、発育や栄養状態に問題がないかを確認します。
〈視力〉
自宅で事前に簡易的な視力検査をおこないます。健診の案内に同封されたイラストを、指定の距離から片目を隠した状態で見えるか確認します。
(スポットビジョンスクリーナーという検査機器を用いる自治体もあります)
子どもの目の機能は、3歳頃までに急速に発達し、6歳頃までにほぼ完成します。
見え方について子どもが自ら異常を訴えることは稀なため、弱視や斜視などの異常があった場合は、早期発見・早期治療につなげることが大切です。
〈聴力〉
自宅で事前に簡易的な聴力検査をおこないます。健診の案内に同封されたイラストを見ながら、ささやき声でどのイラストの名前を言っているかを答えてもらう検査です。
左右それぞれの後方からささやき、聞き取れているかを確認します。
聞こえについても子どもが自ら異常を訴えることは稀なため、難聴などがある場合は、周りの大人が気づいてあげることが大切です。
〈運動能力〉
走る、跳ぶ、階段を片足で一段ずつ上がる、片足で数秒間立つ、ボールを投げるなど、大きな運動ができているかを問診票に記入します。丸を描く、着替えを一人でする、積み木で高い塔をつくるなど、細かい運動についても同様に確認します。
3歳児は運動面や手先の器用さがどんどん発達し、できる事も日に日に増えていく時期です。
現在のできる・できないにとらわれず、日常の遊びの中にさまざまな動きを取り入れて、楽しく発達を促していけるといいですね。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
