2023.06.22
幼児期の発達
3歳児健診 - 心の発達に関するチェックポイント
3歳児は、自我の芽生えや入園などにより「社会性」が急速に発達する時期です。
人間形成の基礎となる大切な時期でもあるため、各自治体の3歳児健診では多角的な健康診査をおこない、障害の有無や疑いをチェックしています。
今回は、3歳児健診での"心の発達"に関するチェック項目をご紹介します。
〈言語能力〉
健診では、言葉の理解力や発話能力が診られます。「お名前は?」「今日は誰と来た?」「今日はどうやって(移動手段)来た?」などの質問に対して、適切に反応できるかどうかを観察します。
単語だけでなく2語文が出ているかもポイントです。
〈認知能力〉
大小・長短・色の区別ができるか、数の概念を理解しているか、分類や整列ができるか、などを確認します。認知能力の発達は、小学校に上がってからの思考力や問題解決能力の発展に関わる重要な要素です。
〈社会性〉
ごっこ遊びをするか、感情や欲求を適切に表現できるか、協力・共有・待ち時間などの社会的なルールを理解して守れるかどうか、などを確認します。3歳児は言葉でのコミュニケーションが取れるようになるため、物の良し悪しや集団生活での決まり事の把握など、自己主張を持ちながらもルールを守れるような教育も必要になってきます。
3歳児健診で診られる項目について解説しましたが、心の発達は個々のペースで進むものであり、現時点でできていないことがあっても深刻にとらえる必要はないことがほとんどです。
また、発達に遅れがあったとしても、早期から適切な支援や環境を提供することで、それを補い健やかな成長を促すことができます。
悩んだり対応に困ったりした際は、一人で抱え込まずにコペルプラス各教室までお気軽にご相談ください。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
