2023.06.27
発達障害について
自閉症スペクトラムの子どもを助ける2つのスキル
自閉症スペクトラム(ASD)の子どもは、得意なこと(できること)と苦手なこと(できないこと)がはっきりしています。
能力を伸ばしながら、社会の中で生きづらさを減らせるよう、次の2つのスキルをバランスよく身につけられるといいと思います。
1つ目は、できることを着実にこなすスキルです。
具体的に示されて納得できたルールや決まりごとを守ることは得意なので、家庭や園・学校生活での決まりごとを一定のルールとして示し、守れるようにしていきましょう。
さらに、得意なことをとことん伸ばせる環境を整えてあげられると尚いいです。
記憶力や特定の能力は飛び抜けて高いこともあるので、そこにうまくはまっていくとすごい能力を発揮するかもしれません。
2つ目は、できないことは人に手伝ってもらうスキルです。
曖昧な言葉を理解することや臨機応変な対応が苦手で、自分のペースを最優先にしたいという特性があります。
苦手なことに対しては無理をさせず、本人が「わからない」「できない」「手伝って」と伝えられるようにしていきましょう。
ヘルプを出せるということは社会生活の中でとても重要です。
特性をその子がもって生まれた「特有の性質」と捉え、生きづらさを軽減しながら得意なことを伸ばせるようサポートしていきましょう。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
