コラム

2023.07.13
発達障害について

特別支援学級とは?

「特別支援学級」とは、障害を持つ子どもや集団での学習に困難を抱える子どもに対して、個別化された教育支援を提供するクラスです。
小規模で個別化された指導をおこなうことで、子どもが自分自身のペースで学ぶことができます。

公立の学校では、上限は8人、平均3人と少人数で、学年や年度によってクラス編成をおこなうのが一般的です。
児童数が多くなる場合は、知的障害、情緒障害、肢体不自由の児童を分けるといった、障害の種別によってクラス分けがおこなわれます。
また、通常学級に入学した児童が、発達度合い、本人や保護者の希望、または事故や病気による肢体不自由などを理由に、年度途中や進級のタイミングで特別支援学級に移る場合もあります。

特別支援学級では、通常のカリキュラムに加えて、子どもの障害や困難に応じた「特別の教育課程」を提供することができます。
この「特別の教育課程」では、以下の3つをおこなうこととされています。

①自立活動を取り入れること
②必要に応じて、下の学年の各教科の目標や内容に代替することができること
③必要に応じて、知的障害特別支援学校の各教科で代替することができること(知的障害のある生徒のみ)

「自立活動」では、 子どもの発達状態やニーズに合わせて、必要な項目を具体的に指導としておこない、自立を促していきます。
例えば、自分の気持ちを相手に適切に伝えることが難しい子に対して、実際に困った場面の絵カードを見せ、どんな言葉で伝えるのが適切かを考えるなどです。
ロールプレイングで実際にその役になりきって言葉をかけてみることも、俯瞰的に状況を捉え、適切な言い方を選択して答える練習になります。

また、通常学級の生徒と特別支援学級の生徒が教育の一環として活動を共にする「交流及び共同学習」は、「交流学級」「協力学級」などと呼ばれています。
この「交流及び共同学習」は、特別支援学級の子どもの自立と社会参加を促進するとともに、社会を構成するさまざまな人々と助け合い支え合って生きていくことを学ぶ機会として設けられています。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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