コラム

2023.08.25
幼児期の発達

登校しぶりに有効な6つの対応方法

前回のコラムに引き続き、子どもの登校しぶりについてお伝えします。
今回は、具体的にどのような対応をしたらいいのか、親ができる工夫を6つご紹介します。

①気持ちを受け入れる
子どもが学校に行きたくないと言ったら、問い詰めたり否定するのではなく、その気持ちを受け入れてあげることが大切です。
無理に学校に送り出すのではなく、一緒に原因を探る姿勢を持つことで、「わかってもらえる」という安心感を与えましょう。

②安定した家庭環境を作る
規則正しい生活リズムや、家族とのコミュニケーションの時間を持つことで、子どものストレスを軽減させることができます。
家庭という安心できる居場所があるから、子どもは外でがんばれるのです。

③学校や教師との連携
登校しぶりの原因として学校内での出来事が関連している場合は、教師や学校との連携が不可欠です。
開かれた態度で相談し、一緒に解決策を模索しましょう。

④ごほうびを設定する
なんとなく行きたくない程度であれば、ごほうびを用意してあげることで乗り切れるケースもあります。
「帰ってきたら、何食べたい?」と、おやつや夕飯のリクエストを受け付けたり、帰宅後にやりたい遊びを聞いておくなど、ちょっとしたことがモチベーションアップにつながります。

⑤ゴールを設定する
「いつまでがんばればいいのか」「どこまでできればいいのか」が具体的に見てわかるように、ゴール設定することで安心できる場合もあります。
例えば、「次のお休みまであと○日」と日めくりカレンダーを作ったり、課題ページにふせんを貼って「ここまでできればOK」と区切りをつけてあげることもいいでしょう。
ポイントは、その子が「これくらいならできそう」と思える、現実的に短期間で手が届くゴールにすることです。

⑥専門家の助けを借りる
心の問題や健康の問題が背後にある場合、専門家として医師や心理士、カウンセラーの助けを借りるのも一つの方法です。
子どもが極端に塞ぎ込んでいたり、疲れ切って起き上がれないなど、深刻な状態の場合は休ませて専門機関を受診しましょう。

登校しぶりは一時的なものから、長期にわたるものまでさまざまです。
特に夏休み明けや、運動会などの行事の前後、季節の変わり目、年度の始めと終わりなどは心身に負担がかかりやすいため、気を付けて様子を見てあげましょう。
子どもが安心して学校生活を送れるよう、できる工夫から取り入れてみてください。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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