コラム

2023.10.02
幼児期の発達

感覚の発達

幼児期は感覚が急速に育つ時期です。
そのことで特定の感覚に苦手さを示したり、逆に過剰に感覚刺激を求めたり、困りごとを感じる場合もあります。

どのように発達が進むのでしょうか。
五感の発達は、胎児期から始まっています。
妊娠中お風呂に入って、お腹の赤ちゃんも気持ちいいのか、胎動が増えた経験はありませんか?

触覚は妊娠初期から反応が見られ、妊娠後期には聴覚・視覚の発達により、お腹の外からの音や光に反応するようになります。
特に母親の声については、胎児期から聴き分けていることがわかっています。
また、味覚に関する感覚器官は妊娠中期に形成されますので、妊娠後期には羊水の味や臭いの変化を感じているようです。

そして新生児期には、体の各部位への刺激によりさまざまな新生児反射が見られます。
これは自動的な反応として起こりますが、その後の自発的運動の発達へつながり、数ヶ月で自然と消失していきます。

感覚刺激は脳を育てる、あるいは機能を維持するための栄養素のようなものです。
幼児期には難しさを感じることもありますが、受け入れられる程度を考慮しつつ、さまざまな感覚に触れるようにしましょう。



執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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