2023.10.04
幼児期の発達
感覚統合 - 感覚を育てる
「感覚統合」とは、理論を体系づけたアメリカの作業療法士エアーズによると、「脳に入ってくるさまざまな感覚情報を目的に応じて整理し、秩序だったものに構成すること」とされています。
また、日本の作業療法士である木村順さんは「脳の中に流れ込んでくるさまざまな感覚情報を交通整理する働き」と表現しています。
感覚統合において、感覚がうまく使えないことの原因は、目や耳や皮膚などの受容器官の問題だけではなく、脳の情報処理にカギがあるというわけです。
感覚統合では体を使いながら感覚を意識することが大切ですが、楽しみながら意欲を持って動作をおこなうことで、その効果はぐんと大きくなります。
無理にやらせることは余計に苦手や抵抗を感じさせることになって逆効果です。
楽しみなら遊びとして取り組んでいきましょう。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
