2023.10.05
幼児期の発達
感覚統合で重要な3つの感覚〈触覚〉
感覚統合においては、意識しやすい五感だけではなく、自覚しにくい3つの感覚-触覚・平衡感覚・固有覚-の働きが重要です。
この3つの感覚は無意識に使っていますので、うまく使えていないことを自覚しにくく、意識でコントロールすることが困難です。
「触覚」には、意識的に使うことができる「識別系」と、無意識に反応する「原始系」がありますが、識別系がうまく機能しないと原始系が強く反応し、特定の感触を苦手に感じ、身に着けるものへのこだわりやスキンシップの拒否につながることがあります。
特にスキンシップの拒否は、愛着関係やコミュニケーションの育ちを阻むことにつながってしまいます。
しかし、だからと言って無理に触れようとすることは、苦手のある子どもにとって大きな負荷になってしまいますので、受け入れられる程度を見極めつつふれあい遊びにつなげていけると良いです。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
