2023.10.06
幼児期の発達
感覚統合で重要な3つの感覚〈平衡感覚と固有覚〉
「平衡感覚」は、揺れや回転・スピード等を感知する感覚で、姿勢のコントロールや目の使い方にかかわります。
また、利き手と非利き手を分けて使うラテラリティの発達とも関連します。
「固有覚」は、筋肉や腱・関節など無意識に使っている感覚のセンサーのようなもので、関節の角度や筋肉の収縮をとらえ、体のどこにどのような運動が生じてどの程度力を入れているかを無意識にコントロールしています。
この感覚がうまく働いていないと、公園の遊具を過剰にこわがったり、あるいは感覚を求めて同じ動作をいつまでも繰り返したりすることもあります。
自分の体を動かす感覚がうまくとらえられないという状態は非常に不安なものなので、例えばブランコに乗る時にはしっかり抱っこして不安のない姿勢を取り、ゆっくり揺らすなどの工夫をして試してみましょう。
苦手があるからすべて排除するのではなく、不安を軽減する工夫をしながら遊びに取り入れていきましょう。

執筆:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
