2023.10.11
「ちがい」を楽しむ② ~当たり前ではなく、自分にとってのちょうどいい~
私たちの社会は、多くの「当たり前」に囲まれています。
しかし、「当たり前」は本当にすべての人にとって最適なのでしょうか?
価値観や脳の特性には多様性があり、それによって「当たり前」が異なることももちろんあります。
そこで今回は、「ちがい」を楽しむ考え方と、それを受け入れることの大切さについて考えてみましょう。
【多様性を理解する必要性】
まず、脳の多様性を理解する必要性について考察します。脳は、外界からの情報を処理し、感情や行動を生み出す器官です。
脳の構造や機能の違いから、私たちは一人ひとり異なる思考や感情を抱きます。
例えば、ある人は数字や論理的思考が得意で、またある人は芸術や感性に優れているかもしれません。
これらの特性は、私たちが持って生まれた才能や、生活の中で培った経験によって形成されています。
この多様性を理解し、他者の違いを尊重することが、より良い人間関係の基礎となります。
【自分にとっての"ちょうどいい"は?】
次に、自分にとっての「ちょうどいい」を見つけていきましょう。「ちょうどいい」とは、個人の特性やニーズに合わせた状態を指します。
これは、自分自身をよく理解し、自分の強みや弱みを受け入れた上で、それを最大限に活用することを意味します。
リフレクションやセルフアセスメントを通じて、自分の強みや弱み、興味や動機を探りましょう。
自分について理解を深めることで、自分に合った活動や学習方法、コミュニケーションの取り方を見つけることができます。
また、他者と自分を比較してしまうことは、自己評価を低くする原因となります。
人の成功を喜び、自分の道を信じて進んでいくことは、人生をより豊かにする近道なのではないでしょうか。
一般的な「正しい」にとらわれず、自分にとっての「幸せ」を見つけることが大切です。
脳に多くの人と違う個性があったとしても、それは新しい視点やアイデアをもたらす可能性につながります。
「ちがい」を楽しむためには、自分自身を表現することも重要です。
異なる考え方や視点を積極的に表現していくことで、よりクリエイティブで豊かな人生を歩むことができるからです。
私たちの脳は、一人ひとり異なる特性や能力を持っています。
この多様性を受け入れ、それぞれの個性を尊重することが、新しい価値観や考え方を生むための第一歩となるのではないでしょうか。

監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀
幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。
