コラム

2023.11.11

子どもたちと未来のための新しい学び - STEAM教育ってなに?

科学技術やAIテクノロジーが急速に発展する現代において、子どもたちに必要な教育のかたちも変化しつつあります。
そんな中で登場した新たなアプローチが「STEAM教育」です。
そこで今回は、STEAM教育の概念やその有用性について掘り下げていきます。

従来の教育が知識の詰込みや暗記に重点を置いていたのに対し、STEAM教育は問題解決能力、批判的思考力、創造性といったスキルを重視します。
科学や数学といった理論的な学問だけでなく、芸術を含めた総合的な学びを通じて、子どもたちの想像力を育み、多角的な視点から物事を考える力を養うことを目的としているのです。

STEAMとは、「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Arts(芸術)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取ったものです。
これら5つの分野を統合的に学習することで、複雑な課題に対処するための総合的な思考力と創造力を身に付けることができると言われています。

①科学(Science)
科学は、世界がどうやって動いているのかを理解する学問です。
空はなぜ青いの? 電車はどうやって動くの? こんな疑問や好奇心を持って、科学的方法で探求する力を培います。

②技術(Technology)
パソコンやインターネットなど、今や私たちの生活に欠かせない技術について学びます。
これからの時代を生きるためには、これらの技術を上手に使いこなせる力が必要です。
③工学(Engineering)
工学では、物を作るときの考え方を学びます。
何か問題があったら、それを解決するためにどんな物を作ればいいか、システマティックに解析し、具体的な製品を設計する経験を積みます。

④芸術(Arts)
音楽や絵、物語など、芸術を通じて感じる力や、表現する力を育てます。
心を豊かにして、ものごとを色々な角度から見ることができるようになります。
芸術の導入は、STEAM教育の中でも特に注目度が高いです。

⑤数学(Mathematics)
数字を使って、ものごとを論理的に考える力を養います。
抽象的な概念を具体化し、数字で考えることで、物事がはっきりとして、解決の糸口を見つけやすくなります。

STEAM教育では、これら5つがバラバラではなく、繋がっていることを大切にしています。
世の中の問題は、一つの分野だけで解決できるものばかりではないからです。
STEAM教育を受けると、子どもたちは色々な角度から物事を考えることができるようになったり、自分のアイデアを現実のものにする楽しさを知ることができます。

また、失敗を恐れずに新しいことに挑戦する勇気や、学び続けるモチベーションも育つと言われます。
子どもたちがこれからずっと使える学びの力を身につけ、自信をもって未来に向かって歩いていけるように、新しい学びも取り入れていけるといいですね。



監修:
発達支援スクール コペルプラス
代表講師 有元真紀

幼児教室コペルの講師時代から、のべ1万人以上の子どもたちの指導に携わる。
また近年は指導員の育成にも力を入れている。

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